1台目はDR29といっしょに普段聞き用にこの間まで使っていました。カテゴリーを選んで遡って貰えれば分かりますが、電池液漏れのダメージなどが酷かったんですよね
セカイモン経由で購入した物で、今思えば充分返品可能でしたよ。まあ何とか電池室以外は復旧して使える様になっていました。
ダメダメの電池室は下の画像の通りです。マイナス電極はまだ付いていますが、錆び具合は交換が必要なレベルなので放置しています。
そしてバンド切り替えスイッチの修復時にケイグ赤が付いてしまったトリマーコンデンサを、4台目(赤)と同じように取り外し、無水エタノールで拭き拭きして修復しました。下の画像は洗浄したトリマーコンデンサを付けて、再調整を終えたところです。洗浄前は短波帯ハイバンドの調整点:18MHzが不安定でしたが、洗浄して安定動作するようになりました。
メーターも取り出してウェットティシューで拭き掃除してから、導光板の裏側へアルミテープを貼りました。
あと前面パネル(スピーカー側)のボスが1箇所割れていたので、割れ目にプラリペアの接着液(内容物はMMA:メチルメタクリレートです)を流し込みインシュロックで固定しました。
一晩おけば直るでしょうし、インシュロックは付けたままでもOKそうです。
ついでにロッドアンテナの取り付け金具を磨き上げました。今回は
- ケイグ赤と小型マイナスドライバー使用
- ガリ取り君使用
の2段階で磨きましたよ。ロッドアンテナも掃除しましたが、意外とガリ取り君が使える感じでしたね
改めてRFアンプを確認したら、2SK544-Eをソース抵抗:33Ωで使っていました。2SK544はゲインが出てSNが良いので使い易い
※画面に映っている33Ωはソース抵抗ではありません。別の場所に付いています。