10/3の記事本文を”:RF-858を又もやいじりました”を訂正・補足します。
変更点は以下の通り。
- RFアンプの2SK544-D → 2SK37へ戻した(パターン面へ再配置しました)
- フェライトコアインダクター → 元の空芯コイルへ戻した
RFアンプとFM周波数変換段を結合する4pF → 10pFのトリマーコンデンサへ交換した → 4pFはRFアンプ用FETの中和用コンデンサで、最終的にトリマーコンデンサも取り外しました- RFアンプのドレインと同調コイルを結ぶパターンを切断し、極細同軸ケーブルで繋ぎ直した(当該パターンと、FM局発信号を周波数変換Trのベースに繋ぐ配線が並行配置されていたので、信号の干渉を避けたかったのが同軸ケーブルを使った理由)
以下補足です。
- Tr1:FM局部発振用Tr → 2SC2786(hfe≑130)へ変更
- Tr3:AM/FM中間周波増幅用Tr → 2SC2787(hfe≑120)へ変更
- Tr4:AM/FM周波数変換用Tr → 2SC2786(hfe≑130)へ変更、Sメーターの振れ方を左右するトランジスタです
※
Tr4ではなくTr3のhfeが低いと、Sメーターが振り切らずに調整できなくなります。自分で調整される方は、お気をつけください。
以上です。最後に画像を追加しました。
本機はPanasonicらしく調整がし易いです。ただし部品交換となると話は別で、部品交換にチャレンジされる方は覚悟の上自己責任でお願いします。