日本時間の2024年2月22日にMacRumorsに出た、Juli Cloverさんの記事です。
※画像はMacRumorsから引用しました。
- 米国食品医薬品局(FDA)は、消費者が非侵襲的な方法で血糖値を測定すると主張するスマートウォッチやスマートリングを購入または使用することを望んでいない
- 今日共有された安全警告で、FDAは皮膚に穴を開けずに血糖値をチェックすると主張するスマートデバイスは、薬の服用が多すぎる、または少なすぎるなど、糖尿病管理のエラーにつながる可能性があると述べている
- 非侵襲的に血糖値を測定または推定することを目的としたスマートウォッチやスマートリングは、FDAによって承認されていない
- これらの非侵襲的なデバイスは、スマートウォッチアプリを介してデータを中継する連続グルコースモニタリングデバイス(CGM:細いセンサーを皮膚下に刺して測定する)とは異なる
- Appleは、血糖値を非侵襲的に測定できるApple Watchのバージョンに取り組んでいると噂されているが、そのようなデバイスの発売はまだ数年先だと見込まれる
- Appleは、人の血糖値を決定するために皮膚の下に光を当てるためにレーザーを使用して光学吸収分光法を模索してきたが、2023年現在、アップルの仕事は概念実証段階にとどまっている
- 現時点では皮膚の刺し傷やCGMデバイスとの統合なしで、グルコースレベルを監視できると主張する低コストのスマートウォッチとスマートリングがいくつかある
- 一方でFDAは、患者はそのような装置を避けるべきであり、医師は無許可の血糖測定製品を使用するリスクについて患者に警告すべきだと述べている
- FDAは、製造業者、流通業者、売り手が血糖値を測定すると主張する無許可のスマートウォッチやスマートリングを、違法に販売しないように取り組んでいると述べた
- Appleが非侵襲的な血糖モニタリング用のセンサーを含むApple Watchをリリースした場合、Appleは米国での販売が許可される前にFDAの承認を得る必要がある
- サムスンのような他の企業も同様の技術に取り組んでいるが、現在市場には実証済みで承認された非侵襲的な血糖値モニタリング方法はない
幸い私は糖尿病ではないですけど、よほど画期的な手法が開発されない限り、血糖値を間接的かつ正確に測定するのは難しそうですね