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テーマ:京都。(6066)
カテゴリ:京都の旅
そんな訳で、怒涛のうちに2009年も終わり 新しい年を迎えようとする直前に、なんとか 11月下旬の京都の紅葉の旅日記も、無事に 最終回を迎えることが出来た ラストを飾るのは、歌舞伎の「楼門五三桐」の中で 大泥棒の石川五右衛門が「絶景かな絶景かな」という 知恩院三門、東本願寺御影堂門と共に、京都三大門に 数えられている「山門」でも有名な南禅寺だ 大坂夏の陣で戦死をした、一門の武士らの冥福を祈り 藤堂高虎が寄進したもので、上層階の「五鳳楼」には 釈迦如来と十六羅漢像、藤堂家歴代の位牌、大坂夏の 陣の戦死者の位牌などが安置をされ、石川五右衛門が 亡くなってから、かなり後に建てられたらしい この山門の下と、境内にある琵琶湖疏水のレトロな 水道橋(水路閣)といえば、サスペンスドラマでは 外せないスポットなので、画面を通して見知ってる 方も多いだろう しかし私にとっては、今は亡き旅好きの母親に連れ られての小学生の高学年の頃に、京都で初めて訪れた 寺(あと豊国神社)であるだけに、忘れられない 特別な寺であり、大好きな寺だ もっとも、それより以前に母方の叔父家族に連れ られての東本願寺が京都デビューであって、お堂の 大きさよりも、女性信者の髪の毛で作られた丈夫な 綱のさまは、40年近くたっても昨日の事のように 忘れられないが・・・ とても暑い夏の日に、緑深い南禅寺の参道を二人 木漏れ日を面白く思い見上げながら、母親の後ろを てくてく歩いた南禅寺は、今回は色鮮やかに紅葉に 彩られて、姉と二人での紅葉見物♪ 大型バスが何台も参道に並び、沢山の人の笑い声に 満ち溢れており、私の知っている静かな南禅寺とは まるで別の寺のようだった 窓ガラスに映る紅葉さえも見事で、旅のラストに 姉にこの紅葉を見せられてラッキーだった。西日に よって、より紅葉が鮮やかであったのかも。さして よくない曇り空に差し込む一瞬の日差しは、母からの 贈り物のようにも感じた 臨済宗南禅寺派大本山の寺院であり、正式な寺号は 太平興国南禅禅寺(たいへいこうこくなんぜんぜんじ)と いい、ご本尊は釈迦如来である 開基は亀山法皇で、日本初の勅願禅寺にあたる。前に 紹介をした京都五山や、鎌倉五山の上におかれた別格 扱いで国内の全ての禅寺で、最も格式の高い寺だそうだ ここには、後嵯峨天皇が造営をした離宮の禅林寺殿が あったそうで、40歳で落飾をした亀山法皇が寺院に 改めたそうだが、毎夜のごとく妖怪変化が出没を していた ところが信濃国出身の無関普門(むかんふもん)が 弟子を引き連れて禅林寺殿に入り、静かに座禅をすると 妖怪変化が退散をしたので、亀山法皇は無関普門を 寺の開山としたそうだ この寺の魅力はなんといっても、国宝にも指定 されて いる方丈で、御所の建て替えでの旧御所の建物が下賜 されたもので、狩野派の華麗な障壁画が数多くあり 重要文化財に指定されている(室内は撮影禁止) 特に小方丈の障壁画は狩野探幽の作画と伝えられて いるそうで、方丈前の枯山水庭園は小堀遠州の作の 「虎の子渡しの庭」の通称を持つものなど見所も多い そんな訳で、最近はなかなか更新も出来ず旅の 日記もたまるばかりで、申し訳なく思いますが 一年間ありがとうございました。新年のご挨拶は また、次の日記で! 平成21年11月23日に京都で撮影 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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