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注文していたOリングが手に入った。NOK製、太さ1.78ミリ、直径33.05ミリのゴムリングだ。値段は安い。1本30円~40円くらい。但し送料が630円とリングより高い。
必要な直径は駆動モータープーリー~被駆動大プーリーの間に糸を張って計る。約110ミリだった。3.14で割ると35ミリと出る。テンションを懸けるので少し小さい方がいいかと33.05ミリを中心に3種類ほど注文していたのである。ちなみにOリングは規格で決まっていて、どの店でも同じサイズしかなかった。上にあるのが計ったときの糸、左右の黒い点が必要な長さである。一番左は外したゴムベルト、伸びているのでふにゃふにゃだ。(写真1) 早速実験してみる。33.05ミリのOリングを組んだ。(写真2)取り付けてスイッチオン!。あれっ、動きがおかしい。ゆっくりだし、スケーティングし終わる前に戻ってしまう。写真が少し見にくいが、右にあるビスの手前に金属の爪が出っ張っている。トレー全体が左にスケーティングし、この爪が左の青いリミットスイッチを押すことによって止まる。(写真3)でも、そこまで行かずにトレーは戻ってしまう。Oリングが滑っているのかと一つ小さいOリングに替えると更に情況は悪くなる。そこで輪ゴムに替えるとうまくいく。 これはどうもOリングにモーターのパワーを取られているようだ。1.78ミリでは太すぎてゴムが固いのかもしれない。オリジナルのゴムベルトは断面が四角である。Oリングは当然丸い。四角なのはあるかと更に探すことになった。今回は失敗であった。(藤) 写真1 写真2 写真3 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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