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銀線名人ぬかしんぼ@ Re:デミオのフォーン交換(04/06) 私も同じくそういう事がありましたね。 …
2017.06.07
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カテゴリ:KAWASAKI ゼファー400
さて、いよいよ決行の日が来た。今回は、妻が朱印集めをしており、名古屋の神社に参拝したいと言うので、伊勢には直接行かず名古屋を経由し、蒲郡(ガマゴウリ)で野営し、翌日伊勢の前線基地に向かう作戦を立てた。
ゼファーのミラーを外し、工作車に積み込みフロントタイヤを固定してタイダウンでガッチリ4箇所を締め上げる。ラダーを積み込んでいると助手がカップラーメンや米などの食料を無断で運び込む。何時もの事だがこの緊迫した輸送作戦に水を差す行為だがこれも仕方あるまい。
NHKの朝ドラを見て定刻の8時30分工作車を山陽道に乗り入れる。200kgを優に超える400ccのバイクを積むと重心が高くなるのでカーブでは十分にスピードを落とさなければ危険だ。オマケにブレーキの効きも甘くなる。
山陽道、中国道、名神高速、東海北陸自動車道とノンストップで快調に飛ばす。工作車のエンジンは絶好調なので、とうとう休憩無しで愛知県一宮西まで350kmを一気に走って来てしまった。昼前だったので真清田神社で朱印をいただき、「きしめん」でも食べようかとうろついたがどこも休みの店が多い。仕方がないので、稲沢市まで南下して「うどん」にありついた。名古屋のうどんはつゆが少し辛めだったが美味かった。尾張大国霊神社で朱印をいただき更に南下。いよいよ名古屋市に入り稲生町の伊奴神社で朱印をいただく。初めての名古屋は都会だけあって道路が凄い。高速の接続付近はカーナビを見ると蚊取り線香の渦のようにグルグル巻きだ。何がどうなのかさっぱり分からない。
更に南下して名古屋城の金のシャチホコを眺めて、境内一杯に咲いた紫陽花が有名な愛知県護国神社で朱印をいただき更に南下。最後は名古屋最大の神社熱田神宮で朱印をいただき名古屋高速、伊勢湾岸道、東名高速と乗り継いで音羽蒲郡ICで高速を降り給油。460キロ走行で燃費は9.8/L。工作車にしてはまずまずだ。
蒲郡までミカン畑の中を通るオレンジロードを走り、知多半島と渥美半島に囲まれた蒲郡に午後5時30分到着。本日の野営地は三河湾の竹島を眼前に見下ろす蒲郡クラッシックホテルだ。3ヶ月前から宿泊権利を半額で買っており、日にちが確定したので空室状況を調べたら運良く空いていたので即予約したのだ。昭和9年に建造された銅板葺き3階建てのホテルは客室こそ20数室しかないが堂々とした風格がある。
夕食まで時間があったので、目の前の竹島に鎮座する景勝地の八百富神社へ朱印をいただきに行ったが留守だった。夕日を眺めて帰りの橋の上から海を見下ろすと水深50センチ程の浅瀬に大きなエイが5~6匹泳いだり砂に潜ったりしていた。ヤスがあれば仕留める事が出来そうであったが、残念ながらカメラしか持っていなかった。
6時30分からは三河湾を見下ろすメインダイニングルームでフランス料理のフルコースだ。ビール、シャンパンと飲み進め、ソムリエが付きっきりでワインの好みなどを聞いて来るがさっぱり分からない。フランスの軽い赤ワインを選び堪能していると今度はシェフが挨拶にやって来た。どうも高級ホテルは肩が凝る。朝食も見事だったが、給仕が紅茶をドンドン注ぐので飲み過ぎ、食べ過ぎて動けない。これで良いのかと言う金額しか払っていないのにサービス満点である。
部屋でのんびりしたかったが、今日は伊勢までゼファーの輸送を終えなくてはならない任務があるからそうはいかない。9時にホテルを出発。音羽蒲郡ICから東名高速を通り伊勢湾岸道に入る。名古屋の河口には庄内川、木曽川、長良川が流れ込んでおり、それを跨ぐように巨大な橋が架かっている。まるで滑走路のような伊勢湾岸道を走るトラックの群れを絶好調の工作車でゴボウ抜きだ。
ここまでは良かったのだが、四日市からは工事のため渋滞11キロの表示。近づくに従って段々渋滞が延びて行く。野生の感で四日市ICで降りてR1に迂回。鈴鹿を通って伊勢関ICから東名阪道に乗ったので渋滞に会わずに済んだ。最後の伊勢道を快調に走り、予定より早い11時9分伊勢西IC到着。母艦から荷物とゼファーを降ろし、ミラーを取り付けて輸送任務は完了した。
祝杯を挙げるべく息子と3人で蕎麦を食べて、業務用荷物を受け取りに某社へ。今回は段ボール箱10箱約150kgの重量だ。女子職員総出で工作車に運び入れてくれた。
帰途は伊勢道、東名阪、新名神経由の予定であったが助手のiPhoneによると鬼門の亀山IC付近が渋滞の模様。急遽予定を変更して名阪国道を通り奈良経由で帰る事にした。最短距離を優先して伊勢道の久居ICで降りてR163で伊賀上野の中瀬ICから名阪国道に乗る筈であったが、助手のナビゲーターが頼りないので間違えてR165に入ってしまい榊原温泉まで行って間違いに気づく始末である。引き返すのは時間の無駄だと思い野生の感を頼りに山道に分け入るが、感が鈍っていよいよ分からなくなってしまった。ナビを見る限りではこのまま行くと永遠にR163には復帰出来そうにないのでストップ。対策を練っていると前方から郵政カブが走って来た。どうやら民間人の住居があるらしい。急いで手を振って止めようとしたがタイミングが遅れた。しかしプロの援軍郵政マンはバックミラーの片隅に救助を求める工作車を捉えたようで、Uターンして戻って来てくれたのだ。R163への抜け道を丁寧に教えていただき、無事R163に復帰した。
中瀬ICで名阪国道に乗ったが時間の余裕があったので、奈良の大神神社に朱印をいただきに行く事となり、天理東ICで降りて桜井市に向かう。途中で戦艦大和の名付け元となった大和神社で朱印をいただき、日本最古の神社大神神社へ。ここまで来たのだから何処にも売っていない三輪そうめんの極細を買って帰ろうと言う事で三輪山本の売店に寄った。お目当ての極細そうめん「白龍」と一把560円と飛び抜けて高価な超極細そうめん「白髪」なる芸術品があった。これを作れる職人は現在日本に2人しかいないという一品である。極細素麺でも普通の素麺と比べるとかなり細いのであるが、超極細の「白髪」はその比ではない。尋常ではない細さなのだ。
茹で方や食し方を教えていただいたので、ココ以外は全国でも殆ど売っていないという触れ込みを聞いたので思い切ってたったの2把買ってみた。
蒲郡より10円も高い軽油を補給した後は帰るだけである。天理ICから西名阪道に乗ろうとした時に隣の助手から悲しいお知らせが....。iPhoneの道路情報によると山陽道下り龍野付近で事故のため通行止。つうこうどめ~。帰れない....。西名阪道から近畿自動車道で大阪に入るも通行止は解除されず。吹田で中国道に入るも通行止は解除されず。事故処理が長引いているようだ。神戸JCTで山陽道に入るも通行止は解除されず。走りながら次の一手を考える。結論は姫路東から播但道で南下し、姫路バイパスとR2を経由する行軍だ。覚悟を決めたら腹が減ったので、三木SAでラーメンを食す。昨夜のメニューとは雲泥の差だ。夕食を終えクルマに戻ろうとしたとき、iPhoneの道路情報から通行止が消えた。SAの道路情報からも消えていた。通行止が解除されたのだ。3キロの渋滞も無くなっている。SAに所狭しと駐車していたトラック群が動き出した。皆さん解除を待っていたのね。
通行止のお蔭で下り線はガラガラである。問題の龍野に差し掛かるが事故の形跡すらない。快調に備前ICまで帰ったがここで明日朝までに必要な買い物を思い出し、急遽ICを降りて無料のブルーラインに乗る。通行止の為か前後を走るクルマは1台もない。ノンストップで岡山まで走り切り買い物を済ませて9時前には無事到着してお疲れのビールを飲んでゼファー輸送作戦の任務は無事完結した。本日の走行距離620キロ。2日間で1080キロ走破した。やれやれである。

犬の狛犬の伊奴神社

堂々たる熱田神宮

ホテルの眼前に浮かぶ竹島

竹島からの夕日

竹島から見たホテル

蒲郡クラッシックホテル

工作車に積まれたゼファー





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Last updated  2019.09.13 18:39:30
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