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カテゴリ:BMW R90/6
久しぶりの投稿である。
4~5日前の早朝、気持ちよくBMWを走らせていると、どうもアクセルのツキが悪い。ぐっとアクセルを開けると小さいのだがゴンゴンする感じ。これはどうも点火タイミングが少しずれたかもしれない。タペットの音もちょっとおかしい。あまり無理をせずに帰って来た。タペットを触るのでエンジンが冷えてから&手が空いた2-3日後にヘッドを開けてみた。お決まりのタペット調整はそんなに難しくはないがプッシュロッド側をエンジン方向に押さえつけ、バルブリフターやロッカーアームの凹部分に残るオイルを充分押し出してからシックネスゲージを入れることが重要だ。今回は左のエキゾースト側の隙間が多少広かった程度で調整を終える。(写真1,2) 次はタイミングライトで点火時期を確かめる。やはり少し狂っていた(遅くなっていた)。オカメ(電装カバー)を外し、ポイントを点検してみる。前回ポイントを交換してから15000キロくらい走ったろうか。ポイントの接点面はかなり荒れていた。(写真3)ちなみに新品は(写真4)なのでどうかと思いつつヤスリで磨いた。写真では古いポイントを外しているが、この日は外すことなく接点を磨いて間隙調整、点火時期調整を終えてエンジンをかけた。でもちょっとおかしい。アイドリングはわりと安定しているのだが、アクセルをひねったときのツキが悪い。もたつきながら回転が上がる。やはりポイントの荒れは修正されていないようだ。これは新品に換えた方が良いかもしれない、と、今日はここで時間切れ。交換は明日にしよう。(藤) 写真1 写真2 写真3 写真4 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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BMWはシリンダーヘッドが左右に飛び出しているので、タペット調整はやり易いですね。バルブリフターとロッカーアームに汚れ除去はパーツクリーナーをプシューではダメなの?
ポイントの荒れはカーボン? (2020.05.11 05:49:26)
turu164さんへ
現代のバイクはプラグ交換も大仕事になる。そもそもプラグ交換は必要ないのかも。それに比べたら水平対向エンジンはまことに整備しやすい。エンジンを下ろすことなくシリンダーが抜ける。 バルブリフターはクランクシャフトの真下にあり、シリンダを外さないと手が入らない。ロッカーアームを付けたままプッシュロッドを抜くのはやったことがない。ロッカーアームがじゃましてできるかどうかもわからない。ロッカーアームを止めているボルトは、スタッドボルトを兼ねている。というわけでちょいと大ごとになる。 ポイント接点には黒いものが見えカーボンだと思うが、それよりも凹んでいるようで、少々削ったくらいでは平らにならない。ポイントは消耗部品と考えた方がいいだろう。純正新品が供給され、1個2600円くらい。 (2020.05.11 08:11:57) |