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906tom@ Re:フロントブレーキ修理(05/09) 太田ガレージに入庫する中古物件にしては…
2020.08.07
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カテゴリ:MOTO GUZZI V7Racer

V7ドンキーの車検が迫って来たので、天気予報で降水確率の一番低い日を選んだら8月6日と出た。ネットで予約を入れて簡単な整備を行う。ブレーキは前後共パッドの残量もあるし、フルードの変色もないので、今回は交換を見送った。タイヤはフロントの純正のピレリが減ってはいるが、車検には通る溝の深さがあるので交換はもう少し先にする。リアは新品同様なので問題ない。
タイヤの空気圧はかなり減っていたので規定のフロント2.2気圧、リア2.4気圧に調整。OHVエンジンなので車検毎にタペット調整をするのが望ましいようだが、異音も無いので今回は見送り。アゴスチーニのステンレスマフラーは外して純正に付け替える。灯火類は問題ない。
難関のヘッドライトはCIBIEに交換したので、今回は光量不足になる事はないだろうが、光軸は調整が必要だ。何時もの雨戸調整の雨戸を昨年末に取り払ってしまったので、ドンキーベースに調整場所を作る事にした。
板壁から丁度5mのコンクリートの床に長さ20cmのビニールテープを貼り、バイクに跨がった状態でライトの中心(ライトステーの取り付けボルト)までの高さを測ると0.895m。0.895mー(5m×0.895m÷100)=0.850mなので、板壁の0.850mの高さに10センチ程の長さのビニールテープを貼る。バイクに跨がってコンクリート床のビニールテープにヘッドライトを合わせて、前方の壁を照射。光軸がビニールテープに合っていたらOKなのだが、5センチ程下にズレていたので、ライトをビニールテープに合わせて少し上向きにして調整完了である。前回の車検では、ヘッドライトの光量不足に泣かされたので、用心のために、180W相当のH4ハロゲンバルブとH4LEDバルブを工具と共にカバンに忍ばせた。
今日は午後1時からの予約なので、40分前に出発する。持ち物は車検証、自賠責証書、納税証明書、印鑑、現金である。晴れているのは良いのだが、バイクの温度計は既に35°を表示している。流石に暑い。しかも、純正のペコペコペコと迫力の無いマフラー音が頼りない。
5分前には陸運局に到着、1時前なのに係りの職員から予約番号を告げる前に書類を渡されながら説明を受けた。サービス向上になっているのか?窓口で重量税3,800円と検査登録費1,700円の計5,500円分の印紙を貼って貰って検査レーンへ向かう。今回の心配事はヘッドライトの光軸調整のみだが、たぶん大丈夫だろうと変な自信があった。
バイク専用レーンには誰もおらず、直ぐに検査となった。灯火類OK、右のマフラーに測定器を突っ込んで排ガス測定。ところが何と×。なんで?マフラーは純正に戻しているのに?係員に聞いてみようとしたら
「スミマセン、間違って一番厳しい数値にセットしていました。」との事。もう一度やり直してOK。スマホで写真を撮っていたら「写真はダメです。」との事。以前まではよかったのだが、厳しくなったのだろう。しかし幸先が悪い。何か悪い予感がしてきた。今回は打音検査は無く、ハンドル幅と高さを測定。すると、高さが6cm低いと言い出した。そんな事は無いだろうと言って再度測ったが6センチ低い。ミニカウルだ。純正で付いていたあの野暮ったい「7」の大きなゼッケンが書かれたカウルは直ぐに外していたのだ。前回の車検では何の問題も無く通ったのに、今回はその6cmが引っ掛かったのだ。係員は300円払って構造変更が必要との認識を示したが、前回はそんな事は言われなかったと食い下がったら、もう一度測ってくれたがやはり6cm低い、涙目になった私の顔を見て、次の車検の時にまた指摘されるかもしれないが、今回はOKとの温情を頂いた。
ブレーキ、メーター誤差のテストを終え、いよいよ最後のライトテストだ。スイッチをハイにしてややエンジンを吹かしながら測定器の表示パネルを凝視する。光量はある。何せCIBIEだ。大丈夫だ。必ず合格する。だが、結果は敢えなく×。「光軸が20上です。」との事。「ライトを触っても良いか。」と聞くとOKとの事。少し上向きにして測定するも×。よく聞いてみると20上とは光軸が中心より上側に当たっていると言う事だそうだ。それなら下向きにしなければならないのに更に上向きにしたので全くダメ。
もう一度調整をやり直して、2回目のトライを行う事となる。大体の当たりをつけて微妙に調整して測定するも×。これは想定内、20上との事なので、ライトを僅か下げて見るが×。係員に汗と鼻汁と涙目になって懇願するような顔を向けて微調整を行うと再度テストしてくれた。結果はOKであった。やれやれである。テスター屋へ持ち込まずに何とか切り抜けたので助かったが、検査員の温情があったればこそである。泣きながら感謝したい。車検証を貰って一目散に退散する。ドンキーベースに帰って、光軸をビニールテープの印に合わせてみたら、かなり上を照射していた。印を下げて貼り直す。計算式が間違っていたのか、私の施行が悪かったのか分からないがこれで次回の光軸調整は大丈夫だろうと思える。いや、思いたい。

アゴスチーニのマフラー

床に貼った5mライン

ビニールテープの印に光軸を合わせる

合格通知を貰っての帰途

ドンキーベースに到着して一件落着のV7ドンキー






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Last updated  2020.08.07 06:12:18
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