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2024.11.07
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クロスカブの岡氏の要望で、今年2回目のカブでのキャンプツーリングを行った。岡氏は大の温泉好きなので、県南で温泉または風呂に入れる施設が近くにあるキャンプ場を探してみたら、吉備中央町の湯の瀬温泉と向かいにある湯の瀬温泉キャンプ場があったが、連絡してみると、管理が出来なくなったとの理由でキャンプ場は閉鎖されていた。次は、たけべの森キャンプ場と近くのたけべ八幡温泉に変更して、たけべの森公園に連絡したら、キャンプ場は土、日のみの営業との事。又してアウト。
そこで、今年クルマで行った天神峡の近くに風呂はないだろうかと思い探してみたら、2キロ程の所にASUWAなる入湯施設が見つかった事で、天神峡キャンプ場に決定した。
天神峡キャンプ場は無料にも拘わらず大きな駐車場を備え綺麗なトイレも2箇所有り、よく整備されたキャンプ場で、小田川の河原沿いのサイトと山側のサイトに分かれているが、何れのサイトも進入路が狭くクルマの乗り入れは不可なので、サイトまで入れるバイクで利用するには持って来いのキャンプ場である。
カブ90に何時ものキャンプ道具を積み込むのだが、予報では夜の気温が10°前半になるとの事なので、今年購入した超小型夏用封筒型シュラフと3シーズンシュラフを持って行く事にしたため、テントを乗せる場所が無くなり、やむを得ずベトキャリに取り付けた予備燃料の1Lボトルを外し、テントを乗せた。もう少し大きなリアボックスにしようかと悩む所だが、狭い場所を走り回るにはなるべくスリムで軽快でありたいので、このスタイルは捨てがたい。
正午過ぎに出発、R2から玉島IC方面へ分岐、信号の少ない何時もの広域農道を通って1時過ぎには井原の街に到着、今日の夜はモツ鍋にしたので、R313脇のハローズに寄って食材を購入する。モツと酒は岡氏が用意する事になっているので、持参したモツ鍋の素とキャベツ、玉葱、卵以外を物色する。買った食材はニラ、シメジ、一口豆腐、中華そば、フランスパン、ウインナー、ケチャップミニパック、カラシである。レジ袋を含めても合計1,151円だった。安す!買った食材は凍らせた缶ビールを入れた何時もの発泡ケースに収納。午後2時に待ち合わせたキャンプ場に向かう。
途中、入湯施設ASUWAを確認。15分前に駐車場に到着したが岡氏はまだ来ていなかったので、カブでサイトを見て回る。本日は河原にはデイキャンプ風が3組と山側には家族連れが1組というところだ。2時を少し回ったところで岡氏が到着。何でも肉屋に寄ってガソリンを入れていたら思わぬ時間が掛かったとの事。話し合いで本日のサイトは山側の一番奥のトイレがある場所に決定し、カブ2台で乗り付ける。場所をキープするためにテントだけ張って、ASUWAに向けて2キロほど引き返す。ASUWAはスポーツ施設などを併設した立派な建物で、館内も非常に綺麗である。券売機で入浴料550円を支払い発券すると、丁寧に専属係員が案内してロッカーの使い方まで教えてくれた。
風呂は温泉ではないが、大浴場に水風呂、露天風呂、サウナまであり、岡氏は全て2回通り制覇して約1時間付きあったが、もうこれ以上はふやけそうなので、退散したのだが。ここで事件が起こった。
ロッカーには鍵が付いており、その鍵を開けると扉の内側にカードが入っている。帰る際はそのカードをフロントに渡す仕組みになっているのを係員から聞いていたので、カードを抜き取るとその瞬間手からスルリと滑り落ち、それを足で押さえようとしたら、サッカーのオウンゴールのようになり、ロッカーと床の1ミリも無いような隙間に完全に入ってしまったのだ。
これはもうどうにもならないので、係員を呼んで顛末を説明。すると係員からカード番号を覚えていないでしょうかと問われたがそんなものは見ていない。(ロッカー番号とは違うそうだ)掃除機で吸ってみたらと提案したら、後でやってみますとの事で、大丈夫ですからと言うので、お詫びをして引き揚げたが後味が悪い。洗面所で水を汲んで退散する。しかしあのカードは何のためにあるのか不思議でならない。
火照った体を冷やすが如く、カブを走らせキャンプ場入り口の神社の境内で枯れた杉葉を拾い、テントサイトに帰る。周辺から燃えそうな薪を集めて焚き火台に火を入れる。やっと一息ついたので、冷えたビールで乾杯。
ビールを飲み干すのももどかしく岡氏がクロスカブのボックスから新見の銘酒三光の一升瓶を取り出したので、裂きスルメをアテに交互に呑み進める。こうなってしまったら少し早いが、モツ鍋の準備に取り掛かる。
何時ものマルチグリドルにモツ鍋の素を入れて沸騰した頃にモツを投入。更に沸騰したら、他の具材を入れながら煮るとモツ鍋の出来上がりだ。気温も思ったほど下がらず酒の力もあるのか、上着を着る事も無く酒宴は延々と続き、とうとう1升瓶が空いてしまったので、お開きとして寝る事にした。
寒いと思って持参した夏用シュラフは使う事も無く、3シーズン用で十分であった。ところが、深夜になって突然渓谷の静寂を破る怪鳥のような声が何回も鳴り響いた。何事が起きたのかとビックリして飛び起きたら、離れた岡氏のテントの中から聞こえて来ていた。発狂したのだろうか?どうやら生きているようだったので放っておいた。朝、昨夜の怪奇事件を事を聞いてみたら世にも恐ろしい夢を見ていたらしい。面倒な男だ。
それにしても岡氏はホームセンターで買った安物テントとシュラフだけで、テントマットも使わず、コンクリートの上にテントを張ってペグも打たず寝ていたが、何とも無いようだったのが滑稽である。
岡氏は11時に来客があるので、8時には出発したいと言っていたので、ガスバーナーで早めの朝食準備に取り掛かる。マルチグリドルで卵とウインナーを焼いてフランスパンに挟んで、カラシとケチャップをかけて、UCCコーヒーと共に食す。
このサイトは山陰なので、日は昇ってはいるが、太陽の光は届かないのでジャンパーを着たまま、その後もうだうだと話しをしていたら9時近くになったので、やっとお開きにして岡氏は先に帰って行った。8時に帰る筈ではなかったのかい!マイペースな男だ。
こちらはゆっくりと片付けをして帰路につく。朝露でびしょ濡れだったカブであるが、キック一発で目覚めた。クルマに積載の場合はバイクカバーを持参するのだが、バイクキャンプでは荷物の積載量の加減で持参が叶わない。さすらいの野宿ライダー寺崎勉氏のようにバイクにも天幕を掛けてやるのが本義だろう。
11時前にはドンキーベースに辿り着き、濡れたテントやシュラフなどを引っ張り出し、陰干ししておいた。天気の良い日にもう一度日に当てれば良いだろう。週末から寒くなるらしいので、今年のツーリングキャンプはこれで最後となるだろう。これからの時期はキャンピングフレンディーで車中泊キャンプを楽しむとしよう。

天神峡駐車場に到着したカブ90

天然風温泉ASUWA

ASUWAの駐輪場に並ぶカブ90と新型クロスカブ

モツ鍋とカブ90

締めの煮込みラーメン

焚き火が終焉に近づくテントサイト






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Last updated  2024.11.07 11:16:41
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