カテゴリ:江戸・東京
立春が過ぎた。残り少なくなった関東の冬晴れを見計らって東京スカイツリーへ登った。直高さ距離450mの旅である。エレベーターを乗り継ぐと1.5分(50秒+30秒)余りで着いてしまう。天望フロアの収容人数が900人なので、10時を過ぎると人で混みあう。
「TO THE SKY」というモニュメントがソラマチ広場にある。高さ10mほどの石柱三本が鼎立(ていりつ)している。スカイツリーの三角形状と天・地・人が寄り添う姿を表現しているらしい。このパブリックアート内部から頭上を見上げると面白いツリーが見られる。 東京スカイツリーは、底辺約70mの正三角形で上方へ伸び、地上300m付近で円になるという。「そり」と「むくみ」で高さ634mの塔と3万4000トンの鋼材重量を支えている。フロア340mにあるガラス床から真下を覗くと、鋼管柱のそりがよく判る。 地上450mから始まり455mまで続くスロープ状の輪が天望ギャラリー。周長110m、半径18mのドーナツ形。この中をカタツムリのようにゆっくり歩く。天気が良ければ眼下の町並みと遠方の山々に見とれる。しかし大雪と大雨では視界ゼロであろう。そんな翌日は落雪対策で地上が騒がしくなる。 写真-1 地上高453m付近の天望回廊。5パーセント勾配のスロープが110m続く。 写真-2 TO THE SKYの鼎立内部から見上げると石柱ツリーがあった。 写真-3 フロア340のガラス床から鋼管柱のそりを観る。 写真-4 墨田川の桜橋を通過する影ツリー。 写真-5 天望回廊の終点から始点を見る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年02月07日 08時48分04秒
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