アルベロベッロ市内観光 ~
ギリシャ、イタリア方面の旅31日目 2023年5月15日(月)メルヘンチックはとんがり屋根のトゥルッリの町、アルベロベッロを散歩します。まずは、トゥルッリの家をお見せしましょう。これはちょっとした高台から撮った写真です。如何ですか? 旧市街のリオーネ・モンティ地区です。1日中、市内観光の予定ですが朝から雨です。天気予報では1日中、雨との事、雨が止まないかなー? と遅い朝食を食べます。昨日は日曜日で、スーパーは休み、野菜サラダもありません。肉屋さんで買ったパンサンドです。小雨から雨ですが、アルベロベッロの鉄道駅、バス停に行きました。何故かと言うと、明日のバーリへの帰りのバスの時刻が分からないのです。バーリで聞いた情報は、午後14時25分が始発である。いや、朝から何台かのバスが午前中に出る。と二つの情報がありました。と言う事で、午前中にバーリに戻りたい我々には確かな情報が必要です。バス停兼鉄道駅へ行きましたが、係員は一人もいません。無人駅です。鉄道が寂しく伸びています。無人の駅です。しかし本日はトイレは開いていました。昨日、日曜日は閉まっていたのです。駅の目の前にレストランんがありますが開いていません。聞けません。タバコを吸っていたおっさんがいたので聞きました。午前中1時間に1本はバスが出る、と言っています。しかしながら本当かどうか信用出来るかどうか分かりません。困ってしまいました。どうしよう? 聞く所がどこにもない!そうしたら、都合よくパトカーが駅前に来ました。聞いても分からないだろうと思いつつ、聞いて見ました。鉄道駅で聞け、と言います。誰もおらんと言い、バスの出発時刻について知りたい、と言うと近くのガソリンスタンドでチケットを売っているから、そこで聞くようにとの事でした。安心できるかどうか分かりませんが、喜び勇んでガソリンスタンドに向かいます。確かにバスチケットを売っていました。そしてバス出発時刻のスケジュール表を入手しました。午前中、3本のバスが出ます。良かったー! と安心したのも束の間、本日の始発は12時55分、と言います。何じゃとー! スケジュール通りでないのかい? 我々は明日バーリに帰るんじゃ、 と言いますと、火曜日なら、朝からのバスが出ると言います。え? 本当か? 確かじゃな? と聞きました。本当じゃ、明日なら出る、と言うではないですか。良かったー! 8時55分のバスでバーリに行けます。と言う事はバーリで乗り換えてマテーラに午後早い内に着けます。このガソリンスタンドでバスチケットを売っているのです。初めてアルベロベッロへ来た人は誰もこんな所でバスチケットを売っているなんて分かりませんよ。バス停に地図でも貼っておくとか何とかして欲しいです。イタリア、ここでも不親切。困ったイタリアさんです。あっちで聞き、待って待って、こっちでも聞いて、待って待って、ようやくパトカーに聞いて、ガソリンスタンドで正しい情報を得られました。もう昼時になっています。トゥルッリを見ながら昼食先を探します。雨はまだ降っています。レストランも雨でテントの下も満席です。それで、ピザを買って部屋で食べる事にしました。昼ですが、雨だし観光も行けるかどうか分からないので、3人でワインを飲みながら、ピザを食べます。酔っぱらいましたなー。雨も止みそうもないし、観光に出かける事にしました。広場まで出ると、のりちゃんが合羽を忘れた、取りに部屋へ戻る、と言って鍵を持って帰りました。ほどなくして戻り、アジアの星一番へ手を差し出し、鍵を預かってくれと言います。しかしながら、クリスさんが鍵の保管をしているので、クリスさんへ渡すように言いました。Ok、と言って、のりちゃんはクリスさんの方へ向かいました。それで問題はなしと思っていたのですが、後ほど、大問題が発生したのです。旧市街の広場の反対側にある教会に来ました。ここから旧市街が一望出来るのです。冒頭に掲げた写真もここから撮りました。まぁおとぎ話に出て来るような景色ですよねー!人口1万1千人弱という小さな街に世界中から観光客が訪れるのですよ。トゥルッリと呼ばれる円錐形の屋根を持つ白壁の家が建ち並ぶ、世界に類を見ない景色なんです。トゥルッリの白壁の中は二重になっていて、砂が入れられています。雨が降ると砂を通ってろ過された雨水が地下に排水されるため、壁の隙間から雨水が浸み出てくることはないと言う事です。円錐形の屋根には、白い漆喰でハートや鳥や魚などのマークが描かれ、てっぺんには飾りの石が置かれています。単なる自分の家を識別するための印だという説と、魔よけ的な意味があるという説があり、定かではありません。絶景ポイントには、沢山の中学生の集団がいました。カメラを向けると皆さん乗って来ます。可愛い娘の中学生と写真を撮ろうとしたら、大勢が集まってしまって集合写真になってしまいました。可愛い娘さんはどこじゃい?絶景ポイントから、東側のアイア・ビッコラ地区を廻ります。ここには400のトゥルッリがあると言います。煙突もありますね。又、中学生がいました。乗って来ますねー! 写真を何枚も撮られました。アジアの星一番もトゥルッリの前で気取って見ました。唄を唄っているのかい?まだまだ、トゥルッリの家並は続きます。リオーネ・モンティ地区の街並みが見えます。ここからリオーネ・モンティの方へ歩いて行く事にしました。雨も止み曇りですが、観光には良かったです。リオーネ・モンティ地区です。こちらは坂道が多いです。お土産屋さんがトゥルッリの家の中にあります。リオーネ・モンティ地区には約1,000ものトゥルッリが残されているそうです。こんなツゥルッリの家並であります。これはツゥルッリ群の街並みにあったポスターから撮りました。これも同じくポスターからです。このツゥルッリ見つからなかったです。日本語を掲げたお土産屋さんがありました。日本人が経営しているのでしょうか?この日本語が掲示されています。キヌエさんです。この花の前が良いと言う事で撮りました。リオーネ・モンティ地区も、アイア・ビッコラ地区も見終わって宿に帰りました。ここで大問題が発生です。部屋のキーがないと言うのです。のりちゃんは、クリスさんへ渡したと言います。クリスさんは、鍵は貰ってないと言います。二人のバッグ、ポケットを全て探してもありません。困りました。部屋に入れなければ、野宿ですよ。困りました。無くした辺りのレストランへ鍵が届けられていないか聞きましたが、どこも鍵はないと言います。困りました。オーナーへの連絡方法がありません。アジアの星一番はバッグを部屋に置いて観光に出かけました。電話番号も分かりません。隣の家の呼び鈴を押しても誰も出て来ません。いません。止むを得ず、駄目元で、隣のレストランへ行き、オーナーと連絡を取って欲しいと依頼しました。デブのおばさんのオーナーさんが出て来て、連絡してくれました。宿のおオーナーが押っ取り刀で駆けつけてくれました。はぁ~、やれやれです。オーナーに開けて貰って部屋へ入りました。そしたら、な、何と、キーがテーブルの上に置いてあります。なんじゃい! のりちゃん! あなたは鍵を持たないで外に出たのです。そして鍵を持っていないのに、鍵をアジアの星一番に渡そうとしました。そしてクリスさんへ渡したと言い張りました。しかし鍵は部屋にありました。どう言うこっちゃい? 呆けたか?取り敢えず、かなり焦りましたが、問題は解決しました。はぁ~、疲れた~、やれやれです。この話で1時間半程、盛り上がりました。どうして鍵を持ってないのに、鍵を手渡したのかと。のりちゃん本人は渡したと思った、と言うのです。完全に呆けていますかねー? 以後、注意深く気を付けて欲しいです。さて、夕食です。キヌエさんがソーセージを湯がいて、炒めてくれました。凄く美味しいです。レストランより美味しいですね。もうレストランでは、ピザか、パスタか、パンサンドのようなものばかりですからね、いささか飽きました。Dreher ビールです。ネットで調べますと下記が出て来ました。Dreher GOLD(ドレヘール ゴールド)は150年以上の歴史と伝統的な醸造法に従って、ビールのクラシックな成分である大麦モルト、水、2種類のホップによって作られています。伝統的な製法と現代の技術によって作られたDreher GOLD(ドレヘール ゴールド)は、心地よい苦味と、少し甘味のある特徴的な味、黄金色、豊かでクリーミーな白い泡を楽しめます。と言う事です。ハンガリーのビールですね。のりちゃんが迷惑をかけた、と高級な白ワインを買って来てくれました。アルベロベッロのワインのようです。ヴェルデカは、主にプーリア州のアルベロベッロ、ロコロトンド、マルティーナ・フランカなどの観光地でも有名なイトリア渓谷地帯にて栽培されている土着の白ブドウ品種である。と言う事ですが、美味しいワインでした。したたかに酔いました。〆にはインスタントラーメンをキヌエさんが作ってくれました。美味いですなー! 涙が出るほど美味しいです。日本人の味ですなー! スープ麺、これが食べたかった。本日は、トラブルもあり、先日からの調べもので寝不足もあり、且つ白ワインで酔っぱらい、疲れてしまいました。少しだけベッドで横になろうと、20時半頃でしょうか? 横になりました。そしたら、目覚めたのは、午前1時。歯磨きもせず、薬も飲まず、寝てしまいました。その後も、4時頃まで熟睡。かなり疲れていたようですな。しかし完全に疲れは取れました。元気に又、旅を続けましょう。