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カテゴリ:徒然なるままに、わたくしごと
無類の納豆好きです。朝に納豆、昼に納豆、夜に納豆、夜食に納豆を食べても問題なし! というか、食べたい!! 日本からレバノンに帰国する前夜、「最後の夜に何が食べたい?」と母に聞かれ、「納豆と豆腐のお味噌汁と白和え」などとリクエストしまして、母をがっくりさせました。「老人食好み」と家族には言われつつ・・・でも好きなんだから仕方ありません。 さて基本的に食事にこだわらない私ですから、中東でも食に関して不自由に感じたことはありません。が、納豆が食べられないことが唯一ご不満。栄養面からしても、納豆は完全食品に近いですね。こんなに優秀な食品を食べられないなんて…(涙) 今回の日本一時帰国の時に測った骨密度ですが、思ったより少し悪くなっていました。先生曰く、この2,3年の食生活でぐっと悪くなった可能性がある、と。納豆食べてへんからちゃうん?? またまた先生曰く、「でもこれから意識すれば現状維持できて、問題ない」と。 実は私はミルク・プロダクト全般がとても苦手です。つまり、チーズにしろ牛乳にしろヨーグルトにしろ、とにかく苦手。においが嫌だし、独特の酸味もどうも好かん。納豆はカルシウムも豊富に含みますから、ミルク・プロダクトが好きでなくても日本にいた時は問題ありませんでした。が、ここでは納豆が食べられないわけですから、それに代わるものでカルシウムを取り入れねばなりません。 いろいろ調べまして、ヤギのミルクは牛のミルクに勝る栄養価があると知りました。ある情報によれば、ヤギのミルクは牛のミルクよりも、カルシウム13%、ビタミンB6 25%、ビタミンA 47%、カリウム134%、ナイアシン350%多く含んでいるそうです。この数字がまったくもって正しいかどうかは賛否両論あると思いますが、いずれにしてもヤギのミルクが牛のミルクに勝る栄養価であることは、どのサイトでも認められています。 そうなんか~。苦手なミルク・プロダクトをどうせ食べなアカンのやったら、栄養価の高いヤギ・プロダクトを取り入れて効果的に栄養を吸収しようと計画いたしました。 ところがヤギのプロダクトって、臭いんですね!!! 牛にはないさらに独特のニオイがあります。口に入れた瞬間、うえっ。それにいつまでも残るこの野性的な臭み。一体どうしたらいいの~。 そこで知恵をまた絞りました。臭みを消してしまう食品と一緒に口に放り込んだらいいのでは...? 登場したのが「ナツメヤシ」です。
ナツメヤシは中東では本当に愛されている果物です。干したナツメヤシはとても甘くて、ねっとりトロリ。砂漠の過酷な条件で育ちますから、栄養価も非常に高い。 このこってり甘いナツメヤシと、クサい(が優秀な)ヤギのチーズを同時に口に放り込みます。 食べている途中にヤギの臭みが気になったら、さらに1個、2個とナツメヤシを追加。口がはちきれそうになりますが、どうせ一人やし! 毎朝これを続けます。でもこんなに苦しみながらヤギ・プロダクトを食べていると、免疫が下がってかえって体に悪そうやなぁ...と思ってみたり。 そんなこんなで2か月が過ぎましたが、だんだんヤギの臭みにも慣れてきました。チーズ1切れに対するナツメヤシの割合が少し少なくなってきたような気がします。 ヤギのプロダクトはレバノンでも一般的ではなく、輸入品となり少し割高になります。が、栄養のことを考えると食べないわけにはいかない。現在、ヤギミルクのパウダーを物色中ですが、こちらはまだ見つかりません。 海外在住の皆様もそれぞれ工夫されていると思います。美と健康は食品から! 栄養から! 頑張ってまいりましょう。 中東旅行のお問い合わせなら:http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.05.14 05:51:09
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