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テーマ:太平洋戦争(11)
カテゴリ:読書
藤井厳喜さんの「太平洋戦争の大嘘」を読み終えたら感想を書くと何日も前のブログに書き、その後数日で読み終えたがパソコンが壊れていて書けなかった。今やっとパソコンが書ける状態になったが読み終わった直後なら感動もあり、さらさらと書けたが、しばらく日が経ってしまったのでまた少し拾い読みしながら感想を書くことになった。
日本が真珠湾を奇襲して太平洋戦争を始め、ポツダム宣言を受諾して無条件降伏し、東条英機以下何人もが戦争犯罪人として処刑された。本書では日本も悪いが、時のアメリカ大統領で戦争を狂人のように欲していたルーズベルトの方が悪いと述べている。彼は経済制裁で日本をこれでもかこれでもかと締め付け、ぎりぎりまで追いつめて日本が戦争をせざるをえないように仕向けた。 アメリカは戦争終結のために原爆を投下したと言っているがその前にすでに勝敗は決まっており、研究開発した原爆の威力を試すための残酷な実験だったと指摘している。そのとおりだと思う。 戦後進駐軍の命令で日本人はいかに悪いことをしてきたかと教え込まれてきたが実際はアメリカ人の方が何倍も悪いことをしてきたのだと述べている。 我々は進駐軍の命令でこの戦争の歴史を一方的に日本が悪いと教え込まれてきたが、この本では当時の世界情勢をこまかく分析しながらなぜあのような戦争が起こってしまったのかを述べており、一つの史実は内側からだけでなく外からもよく眺めるべきだと思った。ソ連が戦争は既に終わっていたのに日ソ不可侵条約を破って日本に進攻して北方4島を奪ったことにも触れており、日本が4島返還を求めている理由がよく分かった。 太平洋戦争の真実を知ることは大切であり、それを知る上で参考になる一書だと思う。力関係で一方的に押し付けられた歴史認識は公平な眼で再度きちんと見直していく必要がある。今、日韓関係はこじれているが日韓併合時代について韓国では一方的な教育がなされているがその当時の世界情勢や当時の韓国人の生活状況などについて冷静に学んでもらいたいと思う。 忙しくて中々本が読めないが、本を読めばすこしは利口になるのでこれからも時間を見つけていろいろな本を読んでいこうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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