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今が生死

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2019.10.02
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カテゴリ:健康

昨日、私の誕生日にある友人が上のような豪華な小さな胡蝶蘭を送ってくれた。彼は渋谷で長年学生や若者向けの食堂「青春の館」を経営していたが数年前からパーキンソン病と重症心臓病に悩まされていた。パーキンソン病と言えば個人差はあるが一般的には次第に歩けなくなり食事も食べられなくなっていく難病である。彼は医師からその診断を受けた時から内服薬を服用しながら自分に合った整体やリハビリをあちこち探して実行した。パーキンソン病だけで重病なのに追い打ちをかけるように重い心臓病にかかってしまった。心不全の程度を示すBNPが正常値の何十倍もの値になったとのことである。瀕死の重症で病院のベッドに横たわりながら電話をくれたことがあるが息が苦しく声もたどたどしくていよいよかなと思われるほどだった。しかしパーキンソン病に対して必ず治してみせるとリハビリを重ねていた根性は心臓病に対しても同じで悲観することなく必ず治すの信念で病気に立ち向かっていた。その後心臓ペースメーカーを挿入したとの知らせを受けたがそれで心不全が完全に治る訳ではなく、危ない状態でそれを切り抜けたとしても寝たきりは免れないだろうと思っていた。ところが昨年電話がかかってきて会おうと言う。病院での面会かと思ったら渋谷の忠犬ハチ公の前で会おうという。誰かに車椅子で連れてきてもらうのだろうと思っていたら、本人がスタコラ歩いてきたので驚いてしまった。歩調もパーキンソン病特有の小幅のよちよち歩きでなくほぼ正常の歩き方をしていた。また今年も10月14日にハチ公前で会うことになっているが週1日はデーサービスに行くがその他の日は道路わきの花の手入れや高齢者向けカラオケボックスの受付などのボランティアをしているという。まず助からないだろうと思えた重症心臓病を克服し、パーキンソン病の進行を止めた原因はボランティア活動にみられるように人や社会のために尽くそうという気持とどんな病気だって必ず治して見せるという強い気持ちがあったからだと思う。渋谷駅の近くに「青春の館」の広告としてサムエル・ウルマンの詩「青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方をいう。歳を重ねただけで人は老いない、理想を失うとき初めて老いる」という大看板を掲げた男である。理想と使命感そして必ず治すという強い気持ちが奇跡を起こしたのではないかと思っている。





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Last updated  2019.10.02 23:03:14
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 Re:パーキンソン病と重症心臓病を克服した友人の話(10/02)   ご隠居 さん
パーキンソン病を克服、すごいですね。私の知人は長期間闘病生活を送っていましたが次第に悪化、奥様の献身的看病もありましたが帰らぬ人となりました。
病は気からと申しますが、珍しい事例ですね。本当に驚きました。 (2019.10.02 22:10:37)

 強い精神力が治癒力をもたらしたと推測   楽天星no1 さん
ご隠居さんへ


私の長姉はパーキンソン病で亡くなり次姉もパーキンソン病に脳梗塞を合併して亡くなりました。ips細胞の移植で治るようになると言われていますがその治療法が一般的になる前に亡くなってしまいました。進行の度合いは個人によって違うので一概に言えませんが一般の患者さんと同様姉たちは難病だからと諦めていた面があります。友人の場合は絶対治して見せるという強い信念があり、その精神力が体に治癒力をもたらしたのではないかと推察しています。
(2019.10.02 22:56:55)

 こんにちは! (#^.^#)   だいちゃん0204 さん
お誕生日おめでとうございます! ありがたいですね。素晴らしいご友人ですね。
大変だったと思いますが、心臓病やパーキンソン病を克服されたなんて凄いことです。
(2019.10.03 10:11:06)

 友人との馴れ初め   楽天星no1 さん
だいちゃん0204さんへ
[ありがたいですね。素晴らしいご友人ですね。]

今から55年位前私が東京都中野区上高田に医学部受験浪人として3畳間に下宿していた時、隣の部屋に徳島から出てきて千葉商科大学に通っていた大学生がいて互いに理想を話し合ったりしていました。その後私は医師になり彼は調理師になり、道はそれぞれ違っても付き合いは続いています。苦しい時の仲間だったので戦友みたいなものだと思っています。 (2019.10.03 11:06:26)

 Re:パーキンソン病と重症心臓病を克服した友人の話(10/02)   moto,jc さん
こんばんは
強い意思を持たれている方ですね 克服するのはすごいことです (2019.10.04 11:11:05)

 強い意志を持って下さい   楽天星no1 さん
moto,jcさんへ

パーキンソン病と言っても進行の早いもの、遅いもの、薬が効きやすいかそうでないか、薬の副作用が出やすいか否か等様々な要因があり、この症例だけで強い意志があれば治る病気とは言いきれませんが、強い意志がパーキンソン病に勝った症例とは言えると思います。それなら強い意志さえあればパーキンソン病に勝てるか?という質問には、強い意志とはなにか?と言うところから解析していかなければならず、今は明快な答えは出せません。しかし一例でも絶対直して見せるという強い信念を持っていたらパーキンソン病特有の歩き方や喋り方、姿勢が治り、書いた字がすごく小さかったのに今では普通の大きさになったなど、病気が治ってしまったと思われる症例があったので同病の人は強い信念をもって病気に立ち向かって頂きたいと思います。 (2019.10.04 13:24:51)


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