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テーマ:病院リハビリテーション(28)
カテゴリ:仕事
7月から私はリハビリ病院で働くことになったことはこのブログでも何回か書いてきたが、本日は近況報告をさせて頂こうと思う。入院患者さんは骨折後とか脳出血、脳梗塞後の方々や、パーキンソン病や進行性核上麻痺、アルツハイマー病(認知症)などの慢性疾患の方々である。殆どが90才以上の高齢者である。病棟担当医師は7人いるが殆どが高齢で私より高齢医師が二人いる。この病院に勤める前までは色々な病院に勤務してきたがかなりきついものだった。若い頃勤めていた病院では夜は遅く日曜もないような状況で毎日重症患者さんのことで頭が一杯で心身ともに極限状態で生活してきた。今も重症者はいる。みなさんリハビリ目的で紹介入院してきてもなにせ高齢者なので発熱や食欲不振、全身浮腫など様々な合併症の症状悪化がある。しかし今までの病院に比べてかなり楽で高齢医師でも十分務まる職場である。なぜか考えてみた。それは患者さんの受け持ちが医師、看護師、PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、ST(言語聴覚士)の5人に分割されていて責任が5分の1になっているからではないかと思った。勿論発熱や心不全症状などは医師の仕事だがそれ以外のことはむしろPT以下の人達に医師よりも比重がかかっていると思われた。医師は高齢と書いたがPT,OT,STの皆さんは若い。肩を抱えたり手をひいたりして歩行訓練などをしている。脳出血で入院してきて右手、右足の麻痺があったがリハビリで改善し、普通に歩けるようになって退院し、運転免許所にいって車の運転可能かどうかの審査を受けるまでに回復した人の話を聴くと嬉しいものである。毎月一人の患者さんについて医師、看護師、PT, OT, ST, ソーシャルワーカーの6人でカンファレンスを行い、現状のリハビリの進行状況や退院後の受け入れ先などについて話し合い、その結果をこれも毎月1回行っている家族との面談で伝えている。このシステムなら高齢の私でも務まるので良いところに就職できたと感謝しており、ご高齢の患者さん方の機能回復に少しでもお役に立てるように頑張っていきたいと思う。
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