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今が生死

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2021.04.19
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カテゴリ:読書
芝桜の中に咲くハナニラ

以前、人生は願いが叶わないことが多いがその時どのように考えたり、対応したらよいかということをこのブログで書かせて頂いたが渋沢栄一は「論語と算盤」の中で次のように回答している。人は世界平和に貢献したいとか金持ちになって寄付して世の中に尽くしたいとか学校の先生になって弟子を育てたい、大きな会社を作って社会の役に立ちたいなど様々な志をたてるが実際にはそれが実現しないことに対して
「成功や失敗という価値観から抜け出して超然と自立し正しい行為の道筋に沿って行動し続けるなら成功や失敗などとはレベルの違う価値ある生涯を送ることが出来る。成功など人としてなすべきことを果たした結果生まれるカスに過ぎない以上気にする必要など全くないのである」
殆どのことで成功してきた渋沢と殆ど成功しない一般の我々の違いがあり、成功はカスに過ぎないなどとは我々にはピンとこないが、渋沢は人間は何を成功させたかとかどこに到達したかで評価されるべきでなく、到達すべき目標にどう近づいて行ったのかで評価されるべきであるとの考えだったのだと思う。
渋沢の願いは殆ど全て公益に対する願いだが私たちの願いは必ずしも公益だけでなく大学に受かりますようにとかいい会社に入れますようにとか病気が治りますようにとか習い事が上達しますようにといった自分的な願いが多い。
しかしそれらの願いが叶う叶わないの結果に対する考え方は同じだと思う。その年に大学に合格できなくても勉強してきたことには変わりなく、成功や失敗で物事を判断してはいけないと言うことだと思う。
大切なことは大きな志を持つことでそこに到達すべく努力していく過程に価値があることを肝に銘じて人生に挑戦していこうと思った。





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Last updated  2021.04.19 14:59:12
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