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テーマ:理想の死の迎え方(41)
カテゴリ:辛かったこと
庭に咲いているハツユキカズラ
私が入院中に私の受け持ち患者さん一人がなくなっていた。82歳男性で腰椎圧迫骨折のリハビリのために入院していたが、誤嚥性肺炎の発熱や認知症などのため十分なリハビリはできない状態であった。私が自分の入院当日の午前中回診した時は特別な異常はなかった。夜間看護師が回診した時に静かに息を引き取っていたとのことである。特別苦しまずに静かにこの世を去っていった。 私が留守中だったが当日は少し食事も食べられるようになっていたとのことで驚きと残念の気持ちがあったが、事前に家族には肺の状態がかなり悪く、いつ亡くなるかもしれない話をしてあったし、本人が何の苦しみもなくあの世に行けたのは幸せだったのではないかなと思った。 私たちの病院はリハビリ病院で骨折や脳梗塞などの患者さんの機能回復を目指して関わっているが、ご高齢の患者さんは骨折以前に認知症や心臓病、肺炎などを合併していることが多く、その元の病気で亡くなることもある。従ってリハビリだけでなく看取りもするのが我々の役目である。 患者さんはご高齢の人が多い。私も高齢になってきたので受け持ち患者さんと自分でどちらが先に逝くか分からない状況になってきたが、命があり、患者さんのために尽くしたいという気持ちが残っている限りその日が来るまではベストを尽くして生きていきたいと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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私が入院中に私の受け持ち患者さん一人がなくなっていた。82歳男性で腰椎圧迫骨折のリハビリのために入院していたが、誤嚥性肺炎の発熱や認知症などのため十分なリハビリはできない状態であった。私が自分の入院当日の午前中回診した時は特別な異常はなかった。夜間看護師が回診した時に静かに息を引き取っていたとのことである。特別苦しまずに静かにこの世を去っていった。
◎庭に咲いているハツユキカズラ。我が家にも咲いています。しい芽の若葉が出る時は楽しいですね。毎年株を半分下の部分の根っこから処分して元気な若葉を楽しんでいます。 82歳の生涯の幕引きは苦しまずにご臨終ですね。合掌 高齢者の最後の幕引きはそれどれですね。 (2023.10.23 12:59:37)
人は寿命が決まっているわけでない。
自分を大事にする人は長生きするように思える。 粗末にする人は体調に異常をきたし、寿命を知事めているように思える。 一つしかない命だ、大事にして延命に努めましょう。 長生きすればまだいろんな楽しみが来るかもしれません。 命は神頼みでは駄目だと言いたい。 長寿には努力が必要でしょう。頑張りましょう。 戦争がない日本でならではの話です。 (2023.10.23 13:02:17)
かんぼうさんへ
高齢者の最後の幕引きはそれぞれですね。この方は認知症はありましたがそれほど高度ではなく、人に迷惑をかけるようなものではありませんでした。幸せな一生だったのではないかと思います。 歴史上の人物で豊臣秀吉は晩年認知症になり朝鮮出兵などで日朝両国に大変な損害を与えたまま家族や家臣などに迷惑がられた形で亡くなっていきました。後継者、息子がまだ幼かったこともありますが自分が正常の時に日本の後継者をしっかり決めて自分は引退してくれればいいですが、認知症になってしまうとその才覚も働きません。最高の権力者が認知症になった場合、本人は勿論ですがその周囲も苦しみます。 高齢化が進んでいる今、認知症の治療法の開発が急がれます。 (2023.10.23 13:41:55)
デコちゃん6902さんへ
「長寿には努力が必要でしょう。頑張りましょう。 戦争がない日本でならではの話です」 おっしゃる通り、今イスラエルとパレスチナのガザ地区戦争で4000人以上が死亡しています。長寿がどうのこうのという以前の問題です。若者や女、子供もバタバタと死んでいます。 戦争のない日本だからこそ長寿などとのんきなことが言っていられますがロシアーウクライナでも同じことが行われています。 確かに平和な日本では長寿を考えることも大切ですが、まず戦争のない世界を目指して世界市民は努力することが大切だと思います。 (2023.10.23 15:01:57)
生きているものは、いつか必ず死ぬ! 苦しみもなく静かに息を引き取られたのなら、
ホンと!幸せだったのかも知れませんネ。悲しいかな?なかなかそうはならないでしょうね? 楽天星no1さんはいつも前向きで素晴らしい! (#^.^#) (2023.10.23 19:46:55)
だいちゃん0204さんへ
今年の7月頃までは殆ど前向きで生きて来れたと思います。ところが7月に不眠状態が続いた頃から急に後ろ向きになってしまいました。自分も、もう終点に来てしまったのだ。今までに亡くなった人々のことが思い出され、自分もそういう時を迎えて、もう伸びしろはないのだと思われました。睡眠、安定剤のいくつかを試してみて、自分に合った安定剤を見つけて眠れるようになった今は、また元気を取り戻すことが出来ました。そしたらいつ死ぬか分かりませんが、それまでは全力で生きようという気持ちになりました。不眠症で後ろ向きになった気持ちが薬の力を借りながらですが眠れるようになった今は、また前向きになりました。 一時後ろ向きになったことがありますが、今はまた以前のように前向きで生きています。 (2023.10.23 21:41:32) |