11月4日にオープンした【
パルコヤ上野(PARCO_ya)】
(
紹介記事)
「口福回廊」と名付けられた6階のレストラン街に老舗のそば屋が新店を出した。
【うえの やぶそば 上野パルコ店】 台東区上野3-24-6 PARCO_ya 6F
公式ページ、
紹介ページ
明治25年創業の上野に縁のある老舗【上野藪蕎麦総本店】が、初めてビル内店舗として出店。
『せいろう』など、代々受け継がれてきた江戸そばはもちろん、ここでしか味わうことのできない新メニューとして、和風ガレット『そば鼓』を月替りで一種類ずつ展開するとのこと。
平日のお昼過ぎに来たことがあるけど、フロア全体が激混みで、当店にも待ち行列。やめた
土曜の夕方でもそれなりに混んでいたが、なんとか入れた。
お品書き(一部)。こちらは伝統的なもの。
月替わりの品。今日の目当てはこちら。
ズーム
ということで
【特集:郷土料理のそば41】としてフランス北西部の郷土料理である『ガレット』を取り上げることにする。
※ 和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典の解説
フランスの丸く焼いた菓子や料理。菓子ではビスケットのような小型のものも、
切り分けて食べるパイのような大きなものもさす。
料理では特に、ブルターニュ地方の郷土料理の、小麦粉ではなくそば粉を使用した
甘くないクレープをさすことが多い。なかにチーズ・ハム・卵などを包んで食べる。
当店では、
”オープニング期間となる11月は、玉子とハムとグリュイエールチーズを包んだ、ガレットの王道メニューであるコンプレットを倣った『こんぷれっと』1,200円が登場します。とろける半熟玉子と、香ばしいそば粉のかおりの相性は言わずもがな。「そば鼓」はディナータイム限定のメニューなので、ボリュームも満点です。
ランチ・ディナータイム共に味わえる『デザートそば鼓』750円から、11月の限定メニューである「そばのアイスと和三盆シロップ 」。もちカリッ食感の生地に、そばアイスとバターが染み渡り、なんとも口福な味。”
とのこと。
いただいたのは『そば鼓 こんぷれっと』\1,200+税。
私の滞在時にほかに注文していた人はいなかった
どこか素朴で優しい味わい。パリッとした食感の部分もあって美味しいことは美味しいんだけど、「ハレ」の外食でいただく食べ物というよりも日常的な食べ物のような感じで、【上野藪蕎麦】なら各種『せいろう』や種物のほうが満足感が大きい気もする。
『コンプレット』は、そば屋の『せいろう』と同じくガレット料理の基本らしいんだけどね。
ごちそうさまでした~
【関連ブログ】
◆
2015年9月28日: 上野藪蕎麦総本店で『せいろう、いたわさ、わさびいも』
【関連ブログ:ガレット】
■
2010年1月29日: 長屋茶房 天真庵@押上で『そばっこくれーぷ』
■
2010年3月30日: ダッタンそば寿庵@片岡(栃木県)で『ダッタンガレットコース』
【備忘録】 ガレットの店
※ 【特集:郷土料理のそば】の一覧ページはこちら。
※ 2018年8月3日追記(チラ裏):
文中に「とろける半熟玉子と、香ばしいそば粉のかおりの相性は言わずもがな。」とあるが、
そばの匂いと加齢臭は同じ! との研究成果も出ている。
※ 2023年5月6日閉店