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10月にスカイツリーに昇るので、読んだ本。 東京スカイツリー論 中川大地著 中川大地氏のことは、「あまちゃん」の実況ツイートで初めて知った。 本の背表紙の著者紹介によると、 文筆家/編集者。1974年、東京都墨田区向島生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程単位取得後退学。アニメ、ゲーム等のサブカルチャーから、都市論、科学、思想史まで、虚構と現実を架橋する各種評論・ルポ・雑誌記事等を執筆。批評誌『PLANETS』(第二次惑星開発委員会)中核スタッフの一人。 やそう。 東京スカイツリーについて、「インフラ」「タワー」「タウン」「コミュニケーション」「ビジョン」の5つの視点から考察してはる。 第1章「インフラ編」は、東京スカイツリーというテレビ電波塔が建てられた経緯について。 地上アナログ放送を停止し地デジ化するにあたって、都心には高層ビルが多いことから東京タワーの高さでは受信電波障害の問題を解決できないだろうとして、600メートル級の新タワーを建設し、送信機能を移転することになった。 それと、ワンセグやマルチメディア放送といった携帯端末向けの機能のためにも。 テレビと原発に大きな役割を果たした、正力松太郎と田中角栄についても触れられてる。 第2章「タワー編」は、世界史の中のスカイツリーの考察。 エッフェル塔、浅草十二階、通天閣や東京タワー、オスタンキノタワー(モスクワ)、CNタワー(トロント)、ブルジュ・ハリファ(ドバイ)、ペトロナスツインタワー(クアラルンプール)、台北101(台北)、上海環球金融中心(上海)、広州塔(広州)などが登場する。 第3章「タウン編」では、在原業平、平将門、太田道灌、明治維新、関東大震災、東京オリンピックなど日本史的な視点で「東京の東」「日本の東」「世界の東」を考察していく。とっても興味深かった。 第4章「コミュニケーション編」は、著者も一部かかわってきた地元のムーブメントの記録。地域活性化の一例としてもおもしろかった。 第5章「ビジョン編」は、スカイツリーから構想する〈拡張近代〉(オーグメンテッド・モダニティ)の暁として、太陽の塔に続く「大地と天空をつなぐ生命樹」の物語の始まりだと日本の未来像を描いてはる。前半はよう理解できんかったけど、都市は「森」化しつつあるのかもしれん。 スカイツリーに昇るのが、楽しみになった。
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旅をしたり、おいしいものを食べたり、きれいなものを観るのが好きです。 国内の都道府県はすべて訪れました。 海外はアジアを中心にまわっています。
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