4817363 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

めざせ!Asian Beauty  megのよくばりブログ

めざせ!Asian Beauty  megのよくばりブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2013年09月05日
XML
カテゴリ:展覧会

新橋演舞場で橋之助さんの御浜御殿綱豊卿を観てから、ブリヂストン美術館へ。 
9月18日まで、「色を見る、色を楽しむ。-ルドンの『夢想』、マティスの『ジャズ』」「追悼 ザオ・ウーキー」を開催。
第1室 印象派以前 
「顔料は時代によっても変化する」。絵の具の変遷の視点で洋画を観るのは初めてで、興味深かった。
今は100種類以上あるけど、1800年ごろには、絵の具は12色ほどしかなかったそうや。
黄色でも、レンブラントの時代にはレッド・チンイエロー(鉛錫黄)やったのが、18世紀以降にネープレス・イエロー(ナポリ黄)に替わったそう。
18世紀に入ると、ペルシャン・ブルー(紺青)など人工的に顔料が工業生産されるようになり、「色の商人(Marchand de couleurs マルシャン・ドゥ・クルール)があらわれる」ことで、画家たちは、いろんな色を使うことができるようになった。
第4室 印象派
「影にも色がある」
ルノワールの「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」の影は、黒でなく青で描かれてた。ゴッホ「モンマルトルの風車」が印象に残った。
第5室 印象派とポスト印象派
「モネの色、モネの目」
セザンヌ、モネ、ゴーガン。
シニャックは、「科学的な色彩論の登場」と紹介されてた。
第6室 フォーヴィズム
「野獣のようだ」と言われた色彩として、ルソー、ボナール、ルオー、ヴラマンクなどの作品。
第7室 ルドン
近年、ブリヂストン美術館のコレクションに、私の大好きなオディロン・ルドンのリトグラフ集『夢想』が加わったそう。
「日の光」などが観られてうれしい。 
油彩の「神秘の語らい」「供物」も展示。
第8室 ピカソと20世紀美術
「色の挑戦」として、ピカソ、ブラック、シャガール、キリコ、ミロ。
第9室 マティス
「リズミカルな色とかたち」「マチスと色彩」


マティスのステンシル作品「ジャズ」20枚が一堂に展示されてて、楽しい。
第10室 追悼 ザオ・ウーキー
今年4月に91歳で亡くなられたザオ・ウーキーの所蔵作品18点のうち9点を展示。
この部屋が今回一番好きやった。
追悼 ザオ・ウーキー
「21.Sep.50」「サヴァンナ(草原)」「鳥の飛翔」「15.01.61」「24.02.70」「10.03.76」「07.06.85」「風景」。
そして水墨画の「無題」。石橋主人、趙無極と書かれてるような。石橋幹一郎氏に宛てたものかな。
第2室 日本の近代洋画
「新しい色との出会い」
青木繁「海景(布良の海)」、藤田嗣治「巴里風景」、古賀春江「涯しなき逃避」、佐伯祐三「ガラージュ」、岡鹿之助「セーヌ湖畔」など。
最後に第3室で、「古代美術」を楽しむ。
パルミュラの「人物像」、エジプトのアマルナ・レリーフ断片「柘榴と葡萄」はおいしそう。
ブリヂストン美術館の所蔵品は、古代から現代まで本当に上質なものばかりで、うれしい。

クリックで救える命がある。 イーココロ!クリック募金





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013年10月10日 14時14分45秒
コメント(0) | コメントを書く
[展覧会] カテゴリの最新記事


PR

プロフィール

megumegu001

megumegu001

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

日記/記事の投稿

バックナンバー

2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月

フリーページ

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.