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2013年09月06日
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カテゴリ:展覧会

お昼ごはんに、HIDEMI SUGINOでガメロン(メロンとグァバのム-ス)、エキゾチック(バナナとマンゴー)、フィグフィグを食べて、上野の美術館へ。 
9月8日まで、東京国立博物館平成館で特別展「和様の書」を開催。
これには圧倒された。
唐様(からよう)の書(中国書法)に対し、柔和で優美な日本風の書を「和様(わよう)の書」と呼ぶそうや。
特に印象に残ったもの。
第1章 書の鑑賞
工芸品、屏風
 葦手の幸阿弥長重「初音蒔絵調度のうち文台・硯箱」
天下人の書(信長、秀吉、家康)
 豊臣秀吉 「消息(おちゃ宛)」
茶の湯の掛物
 伝紀貫之 寸松庵色紙「秋のつき」
 伝藤原行成 升色紙「「いまはゝや」
手鑑
 手鑑は、古今の名筆を貼り交ぜたアルバムのようなもの。 国宝に指定されている四大手鑑(「大手鑑」「翰墨城」「藻塩草」「見努世友」)が揃うということやったんやけど、展示替えがあるので、全部観るには、2、3回は通わなあかんかったよう。
私が行った8期は、陽明文庫の近衛家伝来「大手鑑」の下の展示やった。
21代当主近衛家熙(いえひろ)近衛家煕が調製したとされる上下2帖の約300点。
聖徳太子、光明皇后、中将姫、紀貫之、道風、一つ欠け 佐理、行成、源俊頼、俊忠、定家、為家
大聖武、嵯峨天皇、後鳥羽院、後深草、邑山院、後宇多院、伏見院、後伏見院、後二条院、華園院、後醍醐院、光厳院、光明院、後光厳院、後水尾院、法成院、道長公(見)、頼道 など。
聖徳太子、光明皇后、中将姫などは、ほんまかいなって思うけど、すごかった。

第2章 仮名の成立と三跡
「三跡」とは、和様の書を創出した小野道風、藤原佐理、藤原行成。 
伝小野道風「秋萩帖」 紙の裏面には、唐時代の写本「淮南鴻烈兵略聞詰」が書かれてる。というか写本の裏に道風が書いたもの。
秋萩帖
藤原佐理 「書状(恩命帖)」。佐理の書は6点しか残ってなくて、「詩懐紙」以外の5点はお詫びの手紙やそう。
に筆を贈る
藤原行成「白氏詩巻」。国宝やけど、最後に本人が「筆を借りて書いたので思うように書けていない。これを見て笑わぬように」と書いてはる。
最古級の仮名、「藤原良相邸跡出土墨書土器」や「藤原有年申文」。
7月に世界記憶遺産に登録された藤原道長の「御堂関白記 寛弘元年上巻」。 

第3章 信仰と書
厳島神社「平家納経」(如来寿量品第十六)美しすぎる。
「扇面法華経冊子」(巻八) 風俗画を描いた扇形の料紙に写経してある。
「竹生島経」(巻第一、巻第二) 金銀泥で描かれた下絵の瑞鳥、 霊芝雲、蝶、草花などもステキ。
金剛寺「宝篋印陀羅尼経」(紙本金泥)今回一番心を打たれた。
故人に関係する消息や今様歌・和歌の書を紙継ぎした料紙の上にが金泥で写経されている。
故人の極楽往生を祈願する気持ちが伝わってくる。
河内長野市 重要文化財  紙本金泥 宝篋印陀羅尼経

第4章 高野切と古筆
伝紀貫之「古今和歌集 巻第一巻頭(高野切)」、源兼行「和漢朗詠集(関戸本)」など

第5章 世尊寺流と和様の展開
藤原定実「古今和歌集(元永本)」
「本願寺本三十六人家集」 料紙もパズルみたいできれい。
烏丸光広「田舎絵巻」字もいいけど、田植えする農家の人がかわいい。
ようけありすぎて、最後までじっくり観ることができなくて残念。
やっぱり、この展覧会は2回、3回来るようになってるねんなあ。
特別展 和様の書

本館で、酒井抱一の「四季花鳥図巻 下巻や鈴木春信の特集、「見立菊慈童」なども楽しんだ。
本館の階段ホールは、半沢直樹たちが金融庁検査の一行を出迎えた東京中央銀行の場面などで使われてる。何人か写真を撮ってはった。

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最終更新日  2013年10月16日 17時55分10秒
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