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お気に入りの美術館のひとつ、畠山記念館へ。 「涼をもとめて 畠山即翁の朝茶事」展を、9月16日まで開催。 畠山即翁が昭和13年に7月21日に上野不忍池弁天堂で朝6時半から催した朝茶の会の茶会記を元に、その時の茶道具の組合せを再現した展示会。 茶道具もええけど、私はそのときに出されたお料理も気になる。 即翁の自会記によるとこんなお献立 向付 白髪豆腐 青じそわさび 汁 しじみ貝 椀 上出しがんも二つ 焼物 鮎塩やき 強肴 トマト 塩添え 吸物 ナシ 八寸 イナダ 香物 沢庵薄打ち 胡瓜 菓子 蓮羊かん 金沢製 鮎の塩焼きは、備前火襷平鉢に、トマトは絵唐津草花文鉢を使うて、薩摩の酒呑に塩を盛り、永楽保全の染付ちりれんげを添えて。 光悦好銘々皿に蓮羊かん。 明時代の祥瑞本捻鉢には、お干菓子かな。 実際に再現したお料理を盛りつけた写真も添えられてた。 正客は藤原暁雲、ほかに原三渓や松永耳庵、仰木政斎など7人。 狩野常信「滝図」は、滝の飛沫が飛んできそうで涼しげ。 野々村仁清「錠花入」は、錠を縦にした形で、掛け花入にしたユニークなもの。 酒井抱一「賎が屋の夕顔図」は、藁葺き屋根に猫がちょこんと座り夕顔の棚からは蚊遣りのけむりが上がってる。夕顔やけど、涼しそうやからかな。 明時代の唐物いびつ菜籠は炭取に。 織部敷瓦に鉄鍋形風炉、天命猿猴文筒釜。 お茶をやってる人には、たまらん展示やろうなあ。 「近代数寄者の品」も展示されてた。 興味深かったのは、原三渓が益田鈍翁に当てた書簡。 「鰻のたたりか腸を病み」と絵入りで書かれてる。 いつものようにお茶室でお抹茶をいただく。 なた籠に秋海棠と赤白の水引。 清水日呂志氏の彫三島でお薄、お干菓子は芝舟小出の生姜せんべい「柴舟」。 日によっては、金沢吉はしの蓮羊羹が先着で食べられたそう。 手に入りにくいお品みたいで、食べられなくて残念。 涼をもとめて 畠山即翁の朝茶事 お昼は、アコテのパルフェ(バニラ)。フルーツのも食べたかったな。 それとパティスリー リョーコのジャポネ(桃)。
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旅をしたり、おいしいものを食べたり、きれいなものを観るのが好きです。 国内の都道府県はすべて訪れました。 海外はアジアを中心にまわっています。
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