テーマ:西国三十三所(44)
カテゴリ:寺社、パワースポット、予言
6月16日、大阪・摂津、兵庫。 二十二番、補陀洛山・総持寺。 草創説話は、助けた亀の恩返しと観音の霊験に関す るもの。 開基藤原山蔭の父・藤原高房は、漁師たちが大亀を 捕らえているのを見、「今日18日は観音様の縁日だか ら」と言って、亀を買い取り逃がしてやった。 その日の夜、高房の子・山蔭は、継母の計略で船か ら川に落とされた。 父・高房はこれを悲しみ、観音に祈ったところ、 高房が助けた亀が、山蔭を甲羅に乗せて現れた。 高房の没後、山蔭が報恩のため観音像を造立し祀っ 二十三番、応頂山・勝尾寺。 山道を車で登っていくと現代風に整えられた駐車場 に行きあたる。 入山入口から境内の歩行路に至るまで全てスッキリ としている。 読経の声も境内に屋外スピーカーが据え付けられ、 各所で聞くことが出来る。 売店を通って出口。 本堂の横、納経所で御朱印がいただける。 本堂の奥を上ったところにある二階堂の御朱印も同 じ納経所でいただく。 帰りは紫陽花の花壇に囲まれたスロープで下る。 二十四番、紫雲山・中山寺。 開基は聖徳太子と伝えられる。 ご本尊は十一面観世音菩薩で左右の脇侍も十一面観 世音菩薩。 本尊と脇侍をあわせて三十三面。 普段は秘仏で、毎月18日に開扉される。 エレベーター、エスカレーターが境内に備えられて おり、車椅子のままで本堂にお参りできる。 バリアフリーを実現。 番外、東光山・花山院菩提寺。 正暦3年(992年)頃、三十三の観音霊場を巡礼した 花山法皇が、隠棲の地とし、その後晩年に帰京するま での約14年間を過ごした地。 すべて徒歩であればここも難所。 急勾配の九十九俺折れの狭い山道を約1.0km走り抜 け駐車場へ。 納経所では花山院の由来、巡礼の順序などのお話を たっぷり聞くことができた。 御朱印をいただく場で法話を聞けるのはありがたい。 往復365km。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年07月22日 16時00分16秒
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