テーマ:航空機(109)
カテゴリ:民間航空
2008年5月、民間航空機製造会社として中国商用飛機(COMAC)上海で設立。 米欧の寡占状態下にある中・大型旅客機の開発製造に楔を打ち込む。 COMAC ARJ21 地域路線用の小型ジェット旅客機(リージョナル・ジェット)。 ARJ21-700は、2クラスで78人乗り、オールエコノミーで90人乗り。 中国初の自主開発実用ジェット旅客機。 2008年11月28日、初飛行。 2007年12月21日、生産開始。 2016年6月28日、運用開始。 中国の独自開発とされるARJは、マクドネルダグラスMD-90のライセンス生産施設を利用して作られた旅客機だとされている。 機首はMD-90とソックリといわれている。 エンジンは米国製GE製CF-34を装備。 ウクライナのアントノフによって開発されたウィングレットを備えた後退角25°の超臨界翼を備える。 2019年4月時点で、ARJ21の安全飛行時間は1万時間を超え、11機が就航。 延べ32万人近くの旅客を輸送している。 COMAC C919 168-190席級のナローボディ機。 ライバルは、エアバスA320neoとボーイング737MAX。 2015年11月2日、ロールアウト。 2017年5月5日、初飛行。 2021年、就航予定。 COMAC C929 ロシアの統一航空機製造会社(UAC)と共同開発。 290席級のワイドボディ機。 ライバルは、エアバスA350 XWBシリーズとボーイング787。 2017年5月、UACとCOMACの合弁会社「中露国際商用飛機有限責任公司」(CRAIC)が上海で設立。 2017年9月29日、COMAC C929は「CR929」と命名された。 2021年、初飛行予定。 2025-2027年、運用開始予定。 COMAC C939 C929の発展型。 390-400席級のワイドボディ機。 ライバルは、ボーイング777とボーイング747-8、エアバスA350-1000 XWB、A380-800。 ボーイング747-8とA380-800は製造中止がほぼ確定。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年11月19日 07時31分40秒
コメント(0) | コメントを書く
[民間航空] カテゴリの最新記事
|
|