カテゴリ:中国、台湾
中国・習政権は今年の全人代で、「宗教の中国化」を推進する政策の強化を打ち出した。 チベットは制御下に置いたようで、新疆ウイグル自治区などのイスラム教徒についての統制・管理強化を続ける方針を明らかにした。 彼らの主張する「宗教の中国化」とは、宗教を中国共産党の統制下におくことを意味する。 少数民族の管理強化継続へ 産経ニュース / 2023年3月6日 … (略) … 習政権は、信仰よりも共産党指導を優先させる「宗教の中国化」を加速している。宗教施設での国旗掲揚を進め、クリスマスなど宗教に関するイベントへの規制を強化。特に、新疆やチベット自治区といった少数民族が多い地域では、そうした方針を徹底させようとしている。宗教活動が反体制運動に発展することを警戒しているためだ。 習国家主席は昨年7月、新疆を約8年ぶりに視察した際に「イスラム教の中国化の方向性を堅持し、宗教を社会主義社会に適応するものにしなければならない」と強調した。 ― 引用終り ― 歴史的な中華思想は、文治を重んじた。 現代の中国共産党の文治は、共産党の方針に従えということだけだ。毛沢東思想を受継いだ彼らに「文治」という発想はない。暴力による強制でも、相手に言うことを聞かせればよいとされている。 「同じ中国」なのに中国共産党に従わない台湾(中華民国)はトンデモナイ存在。 海外諸国も誤った各国の方針を止めて、中国共産党の指導する方針に従えということになる。 外務省報道官が会見 共同通信 2023年3月6日 中国外務省の毛寧副報道局長は6日の記者会見で、日本の政治家が中国新疆ウイグル自治区や香港の人権状況を問題視していることへのコメントを求められ「日本は人権を語る前に自国の歴史上の犯罪行為を深く反省し、慰安婦や強制労働など残された歴史問題を解決すべきだ」と述べた。 毛氏は「かつて日本は軍国主義に足を踏み入れ、侵略戦争を起こし、人道に対する深刻な罪を犯した。地域や世界に災難をもたらした」と批判した。新疆や香港に関することは「中国の内政であり、外国に干渉する権利はない」とも強調した。 ― 引用終り ― 中国共産党にとっては国際法も、国際的な取り決めも一切関係ない、という彼らの現状認識をあらわにしている。
経済的に大きくなった中国がどこに向かうのか、共産党指導部も分からないのではないか。これは、国境を接するアジアだけでなく世界情勢にとって、とても危険なことである。 敵(米国)の敵は味方と、中国はロシアと急速に親密度を高めている。大中国にとってロシアなど大した力(国力・軍事力)ではないと考えての振舞だ。「困ったちゃん」のロシアを宥めて、米国がまとめられない世界に君臨しようとしている。 習主席がロシア訪問、侵攻後初 ウクライナ「建設的役割果たす」 共同通信 2023年3月20日 中国の習近平国家主席は20日、ロシアの首都モスクワを公式訪問した。22日まで3日間の日程で、習氏のロシア訪問は昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻後初めて。プーチン大統領と首脳会談を行い、ウクライナ情勢などを協議した。対話による解決を訴える中国がどこまで関与を強めるかが焦点だ。 ― 引用終り ― お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月26日 06時00分10秒
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