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カテゴリ:音食同源
山下達郎氏の楽曲の中でドーナツ・ソングはかなり好きな曲の一つで、 それは「ベースラインがどうのこうの」とかむずかしい話ではなく、 いつどんな状態の時に聴いても、俺の心を少しだけ軽くしてくれるからだ。 さて、達郎氏が一昨年の秋、キャリア全期に渡る3枚組のベストアルバム OPUS ALL TIME BEST 1975-2012を発売したが、買うべきか少し迷った。 誰によらずベストアルバムには、一貫したテーマも季節感もないから好きではない。 まあ、悩んでも結局は買ったんだけどね。 買って聴いてみるとやっぱりよくて、年代順に曲が並んでいるんだけれど、 一緒に聴いた人の顔をありありと思い出す。もちろん男なんか思い出さないが。 Disc2の最初の方で顔が浮かんだ人が、中盤あたりでまた登場したりして、 そんなウェット(ドライじゃないという意味)な青春もあったなあと一人赤面する。 こんなにも達郎は俺の近くにいたのかと思うが、それは氏が日曜昼下がりという、 ドライビング・ミュージックにいい時間に、長くラジオ番組をやっているからかもね。 ところで去年の秋に神戸マラソンを走りに行って、 前日にはmatsu&kuniコンビに激励会を開いてもらい、kuniさんには会場への送迎、 さらにはご一家で応援してもらい、最後は疲れと汗を流す風呂までおごってもらった。 マラソンを走る前って、人から強制されたわけではなく自分でエントリーしたくせに、 これからの21kmなり42kmのきつさを考えると、いつも少しだけ憂鬱だ。 「なんでこんなところにいるんだろう観光して名物食って帰れば楽しいのに」と。 神戸マラソンの朝、kuniさんに車でスタートエリアへ送ってもらっている時も、 少し寒い雲一つない青空の下、これからを考えるとちょっと憂鬱だった。 そんな時カーラジオのFMからドーナツ・ソングが流れてきて、心が少し軽くなる。 だから、さっき男の顔なんて思い出さないと書いたが、ドーナツ・ソングだけは、 聴くとkuniさんを思い出してしまうんだよね。 そこまでサポートしたのに、無念といわれるkuniさんの方が無念だろうけれど。 今日は母と伯母を連れてドライブだった。普段の昼飯はパン2個程度だが、 人と一緒だとそういうわけにはいかず、普通のランチを食ったらもう晩飯が食えない。 ところで伯母はちょくちょく俺にドーナツをくれる。 どうも考えてみると、それはいつもミスドが100円セールをやっている時だ。 ドーナツ100円を見ると、買わないと損をしたような気分になるのだろうが、 人にやり散らかしていたらお金を使うだけだけど、俺はもらう方だし、まあいいか。 100円のドーナツなんて100個買っても1万円だし。 今日もショッピングモールでちょっといなくなったと思ったら、 自分用と俺たちへのお土産用の2袋を抱えて帰ってきた。 5個を実家と分けたので、そのうちの2個をもらって来て、 酒は飲んだけれど晩飯はいらない今夜の、晩飯代わりというかデザートというか。 俺はドーナツ=フレンチクルーラーだと思っているのだが、 伯母の選択肢にフレンチクルーラーはないのか、一度ももらったことがない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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そこまででかい文字で無念(笑)
(2015年10月18日 21時22分37秒)
例え無念だと言われても、「ただひとりの男」と呼ばれる(いや変な意味は一切合財ないから(笑))のは、ちょっと優越感に浸っていい?
(kuni) (2015年10月18日 22時22分45秒)
matsu-kuniさん
覚えていないだろうけれど、あの時ドーナツ・ソングが掛かった瞬間、 「俺、応援されてる」って言ったと思う。 優越感もなんも、あなたとご家族のおかげで神戸を走り切りました。 (2015年10月19日 19時40分36秒)
ponpontondaさん
オーソドックスというと、写真のオールドファッション(写真はチョコファッションだけど)か、 ハニーディップでしょうかね。 (2015年10月19日 19時43分33秒) |