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テーマ:今も心に残っている歌(674)
カテゴリ:ユーミン解説
床嘴さんのオススメ曲である。
私の解釈ではこれは現代版「上を向いて歩こう」である。 断じてそーゆー曲だ。だから歌もうますぎない方がいい。 Reimy版のほうがいいという向きもあるが、そうかな? 私はユーミンオリジナルの方が「純」な感じがして断然好きだ。 この曲、隅々までよくできていると思うのだが、とくに歌詞のなかで 小さく咳きこんだら目の前がにじんだたそがれ というシーンが素晴らしい。その後のサビ前のシンセの不安定な音階も冴えている。 中間、サックスのソロ。これはこれで良いが、ライブでのマーチング・ドラムが入るアレンジの方がすっきりする。 この曲、どことなく決然としていないといかんのだ。 今は痛みだけが真心のシルエット というフレーズもかなりだ。これはいうまでもなく2巡目の「今ではあなただけが青春のリグレット」と対応させるために「組み立てた」フレーズなのだろうが、制約がよりよき芸術をつくるのお手本だなあ。 YouTubeでどうぞ ////////// 東芝EMI 松任谷由実/DA・DI・DA(ダ・ディ・ダ)/松任谷由実 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ReimyBrandの方は、せつなさを通り越して、言葉悪いのですが辛気臭い感があるので同感です。
「恋の一時間は孤独の千年」は逆なのですが。 わたしは 夏のバカンスを胸に秘め 普通に結婚していくの このフレーズが響きます。 韻ということばの美意識は、メロディーが言葉を縛ることで 音楽の美しさを実感できるという点で、相性がよいのでしょう。 関係ないけど、それ全開で創作してたトミー・シュナイダーも わたし結構好きです。 (Sep 16, 2009 10:05:13 PM)
床嘴さん
>ReimyBrandの方は、せつなさを通り越して、言葉悪いのですが辛気臭い感があるので同感です。 >「恋の一時間は孤独の千年」は逆なのですが。 > >わたしは > >夏のバカンスを胸に秘め >普通に結婚していくの > >このフレーズが響きます。 > >韻ということばの美意識は、メロディーが言葉を縛ることで >音楽の美しさを実感できるという点で、相性がよいのでしょう。 > >関係ないけど、それ全開で創作してたトミー・シュナイダーも >わたし結構好きです。 ----- わたしは別の人と結婚しますをどう言うかだったのでしょうね。結婚という制度的、慣習的なものと対比させるために夏のバカンスをひねりだしたということでしょうか。さえてます。 トミー・シュナイダーはまりんエクスプレスやルパンの曲くらいしかわかりませんが(ゴダイゴはけっこう好きでした)、どのへんに全開をかんじますか。 (Sep 17, 2009 07:13:08 AM)
かつてのKUWATABANDなどの詞がそうでした。
この他の桑田絡みの作品でも補作詞しているので、 そうなるのかもしれませんが。 韻ではないのですが、'70 年代は五七や五八の詞が多い気がします。 (Sep 17, 2009 11:44:36 PM)
床嘴さん
>かつてのKUWATABANDなどの詞がそうでした。 >この他の桑田絡みの作品でも補作詞しているので、 >そうなるのかもしれませんが。 > >韻ではないのですが、'70 年代は五七や五八の詞が多い気がします。 ----- クワタバンド、気がつきませんでした。 今後気をつけて聴いてみます。 ところで私はこの曲、「はぐらかしたのが苦しいの」 のところ「白亜化したのが苦しいの」と聴こえていた時期があります(笑)。 (Sep 18, 2009 06:11:22 AM) |