カテゴリ:ICR-4800
以前にセカイモン経由でeBayから入手したICR-4800、間違いなく落とされたか踏まれたかした筐体の様子です。こりゃあどうしようかと思ったんですけど、ラジオとして全く問題なく動作したので、手元に置いて修復することに
下の画像はソフトケースを外したときにポロッとかけらが落ちてきたもので、エーッこれは何!!と思いましたよ もうね〜、割れや欠けは他にもいっぱい 全部の割れをセメダインG-IIスーパーで直しました。2013年の修復から3年経って見ると、同接着剤は黄変性だと判りました。 ボヤキや嘆きはここまでで、ここから先は今回の再修復の話です。 上の画像は本機:ICR-4800のオーディオアンプIC-TA7331Pの負帰還用コンデンサです。指定通り33μF(銀色の部品)を付けていましたが、直列接続される100Ωの抵抗器を付け忘れていました スピーカーからの再生音も低域が乏しいキンキンという感じでしたので、33→10μFへ付け替えました。抵抗器も付け直して、再生音のバランスが少し良くなったように思います。 こうやって2台目のICR-4800を使って強く思うのは、本体前面右側にあるMW/SWの切り替えプッシュスイッチの故障が致命的です 1台目もこれを直すのに基板からスイッチを外すときに、基板が割れました 今回は同じ轍を踏まぬよう注意してスイッチを取り外しました。スイッチユニットは3つのプッシュスイッチで構成されていて、スイッチ自体は分解できない構造だと判明・・・。要するに接点を露出させることが出来ないと・・・。更に”前の持ち主?”があっちこっちにグリスを吹き付けていた?可能性が判明。 スイッチに3箇所位ある小さな孔へチェーンクリーナーでも吹き込もうかと思いましたが思い留まり、代わりにケイグ赤を吹き込みました。この後はひたすらスイッチを動作させながら、余分なケイグ赤をティシュペーパーで吸い取りましたよ。 修理中にスプリング金具が吹っ飛んでしまい今朝になって見付かりましたが、代わりに硬めのゴム脚をカッターで整形して使いました。。記事を書いている今もちゃんと動作していますので、一安心です。 このラジオはお袋にR-109と使い較べて貰う予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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