商品レビューを見ていると”
このバッテリーは容量10,000mAhあるのに、スマホを満充電できない。容量10,000mAhなんて嘘が書いてある”みたいな評価を見ることがありますけど、そのレビューが間違っています。
充電効率というのがあって、例えば3,300mAhの容量を持つ電池を内蔵したスマホがあったとすると、その電池をフル充電するためには3300×1.5=4,950mAhの電力が必要です。要するに1.5の逆数の0.66。すなわち66%位が充電効率ということになります。
iPhone ManiaにiPhone 13,12シリーズの電池容量が出ています。
- iPhone 13 Pro Max:4352mAh
- iPhone 13 mini:2406mAh
- iPhone 12 Pro Max:3687mAh
- iPhone 12 Pro:2815mAh
などと紹介されていますので、
10,000mAhのモバイルバッテリーだと
- Phone 13 Pro Maxフル充電:4352×1.5=6528mAh必要、よって10000/6528=1.53回
- Phone 13 miniフル充電:2406×1.5=3609mAh必要、よって10000/3609=2.77回
- Phone 12 Pro Maxフル充電:3687×1.5=5530mAh必要、よって10000/5530=1.81回
- Phone 12 Proフル充電:2815×1.5=4222mAh必要、よって10000/4222=2.37回
と言うフル充電回数になります。
QiやMagSafeを使えば発熱に伴ってさらに効率が下がるはずなので、充電回数は減るはずです。