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2009年02月20日
テーマ：★信州大好き★(733)
カテゴリ：長野、山梨の旅
 ２月の初めの話になるが、月曜日に後期の試験も 終わった娘を車で迎えに出かけて、３日程を娘の リクエストで図書館に出かけたり、買い物をしたり 近場観光などをして信州伊那谷の冬を楽しんできた  といっても、普段のこのブログを見て貰えば判るが 街歩きに、工場見学、道の駅と、庶民の味方Ｂ級 グルメというように、無料や安い！がモットーなので 車で２０分程で出かけられる、駒ヶ根に出かけた  駒ヶ根インターの近くの駒ヶ根ファームスの裏手にある 木橋を渡ろうとしたら、娘がなにやら動くものを発見！ 野生の猿の集団だった。今までにも、比叡山や、嵐山 岐阜県内や信州などで、道路脇などで少数の猿を見かける 事もあるけど、群れになったのは今回が初めてだ  よく悪さをする猿などを、テレビなどで紹介をされているが ここの猿たちは餌付けされる事なく、えさが豊富なのだか 人間を警戒したり威嚇する事なく、のんびりと寛いでいた  そして、その駒ヶ根ファームス内にあるすずらんハウスで 伊那名物のすずらん牛乳や乳製品、手作りパンなどが購入が 出来、すずらん牛乳を使ったソフトクリームを、娘が賞味～ まいう～のタレントも、ロケで来店したらしい  売店内の飲食コーナーで、娘がソフトクリームを食べて いる間に、同席をされた伊那のご夫婦と世間話などもして お土産には、そのお店で買ったスコーンやパンなどを  今回の近場行楽のメインは、予約の要らない無料で楽しめる 工場見学という事で、駒ヶ根が全国に誇るブランド養命酒だ 正式商品名は「薬用養命酒」というらしく、１４種類の生薬 烏樟、ケイヒ、インヨウカク、ボウフウ、ジオウ、シャクヤク ニンジン、ヤクモソウ、ニクショウヨウ、ウコン、チョウジ トチュウ、コウカ、反鼻により、滋養強壮効果があるそうだ  販売小売店によって、酒類販売業者であれば酒類とされながら 薬局では医薬品として、薬事法と酒税法の両方の適用を受けて 薬局やドラッグストア等で販売するものは、薬用の表示があり パッケージのデザインも違うが、中身はまったく一緒だそうだ 私は運転手で飲めなかったのだが、娘は試飲で一杯を頂戴した  スライドを見てから、養命酒が瓶詰めされて箱に包装をされる 様子を、上部からガラス越しに見学をする（撮影禁止） 戦国の頃、今の長野県上伊那郡中川村に住んでいた塩沢宗閑が 雪の中で倒れていた老人を助け、その老人がお礼に薬用酒の 製法を教えてくれたそうである  １６０２年に塩沢家で製造が開始をされ、徳川家康に献上を された際には「飛龍」の印を使う事が許され、これが日本初の 商標ともいわれているそうだ 「信濃風土記」には、赤穂浪士が江戸に潜伏中に養命酒を 飲んで、英気を養ったことが記載されているそうである  大日本帝国海軍の連合艦隊司令長官あった山本五十六と、海軍 兵学校の同期生で、入校時成績順位は１９０名中で首席、卒業時の 成績順位は１９２名中の次席であった塩沢幸一海軍大将は、この 家の出自であるため、「おい、養命酒」と山本五十六に呼ばれて いたそうである  太平洋戦争では軍事参議官となっており、山本五十六が戦死を した際には、国葬の司祭長を務めたそうだが、彼自身も後を追う ように、同年に病気で亡くなったそうだ 山本五十六は養命酒の愛飲家であったので、ロンドンでの海軍 軍縮会議に参加をする若槻礼次郎全権大使に同行をした際に 持参をしたのがきっかけで、海外でも知られるようになったと いわれ、中国、マレーシア、シンガポール、ブラジルなどに 輸出がされるようになったそうだ  養命酒などの販売の他にも、軽い飲食も楽しめるので 次の機会には、喫茶として利用をしてみようかな  お土産に私はお香で、娘はまたもやクッキー、そして 信州駒ヶ根の限定販売の小ぶりな養命酒を購入をした  平成２１年２月３日に長野県駒ヶ根市で撮影 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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