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テーマ:★信州大好き★(733)
カテゴリ:長野、山梨の旅
松本の娘のところから、いつもの物味湯産手形を使い 奥蓼科の温泉へ行こうとの計画を立てて、その過程で 前に紹介をした、東山魁夷の緑響くのモデルになった 御射鹿池にも立ち寄ったのだが いつものように蓼科や茅野あたりの情報を得るために ネット検索をしていたら、え? 何、無料??という 感じで、重要文化財であった土偶の「仮面の女神」が 国宝に昇格が決まり、出土した茅野で記念の特別展が 開催されたのだが その国宝記念特別展の「縄文のお母さん」開催中は 「尖石縄文考古館」の入場が無料となるのだ。これは 行かねばなるまい!! 私のように無料という言葉に 反応したのか、郷土の誇りの土偶が国宝昇格したのを 感動したのか、沢山の人たちが来場をしていた これが仮面の女神です。ってハズがありません(爆) 大きなレプリカ(複製品)がロビーでお出迎えをして くれていました 写真撮影はOKですが、一部作品(他館収蔵のレプリカ とか)には、そのつど撮影禁止の表示がされていました 東京国立博物館もそんな処置がされてますね ウィキペディアより >縄文時代は、年代でいうと今から約1万6,500年前 >(紀元前145世紀)から約3,000年前(紀元前10世紀) >地質年代では更新世末期から完新世にかけて日本列島で >発展した時代であり、世界史では中石器時代ないし >新石器時代に相当する時代である。旧石器時代と >縄文時代の違いは、土器の出現や竪穴住居の普及、 >貝塚の形式などがあげられる。 >縄文時代は、縄文土器が使用された時代を示す呼称で >あったが、次第に生活内容を加えた特徴の説明がなさ >れるようになり、磨製石器を造る技術、土器の使用、 >農耕狩猟採集経済、定住化した社会ととらえられる >ようになった。 >一般に、縄文(縄目文様)土器の作られた時代が縄文時代 >であるが、日本列島における土器の出現=縄文時代の >始まりであり、明確な稲作農耕文化に伴う土器型式は >弥生土器とされる >また、上述のように、縄文時代の土器すべてが縄目文様を >施すわけではなく、さらに縄文時代を通じて土器に縄文を >施さない地域もある >縄文前期には日本列島内に九つの文化圏が成立していたと >考えられている。東海・甲信は狩猟対象はシカとイノシシで、 >植生は落葉広葉樹であるが、ヤマノイモやユリの根なども >食用とした。打製石斧の使用も特徴の一つである。 >土偶(どぐう)は、人間を模して、あるいは精霊を表現して >作られたと考えられる土製品で、日本では、縄文時代に >沖縄県を除く地域で製作された。古墳時代に製作された >埴輪とは区別される(中略)国立歴史民俗博物館の調査に >よれば、日本全国の出土総数は15000体ほどである。出土 >分布は東日本に偏っており、西日本での出土はまれである。 >世界的には、こうした土製品は、新石器時代の農耕社会に >おいて、乳房や臀部を誇張した女性像が多いことから、 >通常は、農作物の豊饒を祈る地母神崇拝のための人形と >解釈されることが多い。ただし、世界史的には、狩猟・ >採集段階の時代のものとしての類例があまりない 以上、ウィキペディア といった訳で数ある土偶の中で国宝指定をされているのは 僅か4体である。この茅野市の棚畑遺跡から発掘をされた 「縄文のビーナス」(日本最古の国宝)の他に中空土偶 (函館市)、合掌土偶(八戸市)、日本最大の土偶 (山形県)だけであった 出土状況の再現 しかし2000年8月23日、茅野市の中ッ原(なかっぱら)遺跡の 集落跡中央の土壙から発掘された「仮面のビーナス」は 今から約4千年前の縄文後期前半の作で、土偶としては最大 級の高さ約34センチ。重量は2.7キロなんだとか 縄文時代後期の特徴的な土偶で、長野や山梨などの中部山岳 地帯に多く見られる土偶で、頭部に付けた仮面が特徴であり 当時の祭りにかかわる土偶であるという説が根強いそうだ 04年11月に長野県宝に、06年6月に国重要文化財に指定 されたが、今年3月に国の文化審議会が、国宝に指定するよう 文部科学相に答申したそうで、8月以降に国宝に指定をされる 見込みであるそうだ。長野県内では8件目の国宝になる 更にこの地域は土偶だけではなく、旧石器時代後期や縄文時代 に黒曜石の代表的産地であったそうで、霧ヶ峰周辺や和田峠の あたりでとれたそうだ 芸術は爆発だの発言と、太陽の塔で有名な芸術家の岡本太郎は 縄文の圧倒的なパワーに突き動かされ、次の言葉を残したそうだ 「人類は進歩なんかしていない。なにが進歩だ。縄文土器の 凄さを見ろ。皆で妥協する調和なんて卑しい」 そんな縄文土器なども、自分で製作できる講座みたいなのも していて、いいなぁ~~作ってみたいなぁ。いやぁ、こんなに 中身の濃い展示を無料で見れちゃうなんて申し訳ないです 施設のすぐ脇には縄文人の住居跡もあり、その様子が再現を されており、こちらはいつでも無料で見学できる ウィキペディアより >尖石・与助尾根遺跡(とがりいし・よすけおねいせき)とは、 >長野県茅野市豊平南大塩にある縄文時代中期の集落遺跡。 >南側の尖石遺跡は戦前から発掘されてきた縄文時代を代表 >する遺跡の1つとして知られているが、現在では同遺跡と >浅い沢1つ隔てた北側の台地上にある与助尾根遺跡と一括 して扱われることが多い。 この尖石の名の由来は、遺跡の南側にあった三角錐状の巨石 からだそうで、尖石遺跡は国の特別史跡に指定されているの だが、娘がいるので今回は与助尾根遺跡しか見学していない てな訳で奥蓼科の横谷温泉旅館にやってきた。ここは数回程 日帰り温泉でリピートしている、山奥の一軒宿の風情がある のに、交通の便が良いのが魅力だ 平成26年6月25日に茅野市で撮影 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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