藤さんの2号機の紹介です。 次はHONDAシャリィである。このバイクはとある知り合いから頂いたものである。よって何年式かよくわからない。おそらく昭和50年前後、シャリィの2型、CF50K2-3だと思う。頂いた時、前後のフェンダーが赤色だった。1型は前かごの上にヘッドライトがあった、と近くのバイク屋の主人が言っていたような・・・。このシャリィはかごの下にヘッドライトがある。頂いたときの状態は、走行4,000kmくらいで、長いこと倉庫の中で眠っていたとのこと。オイルは残っていたが、キャブ内がぐちゃぐちゃ。キックは下りたのでエンジンは大丈夫とふんだ。ただ、キックの感触があまりよくなかった。時々「ズルズル」と下りる。キャブをばらすと、通路が詰まっていてキャブクリーナでも通らない。しかたなくメクラ蓋を削り落し清掃、穴が空いたところは他のキャブのジェットニードルのテーパー部分を適当な太さの所で切って打ち込んで塞いだ。オイルを交換しめでたくエンジンがかかったので、すべての部品をフレームから外し、フレームとホイールを塗装した。再び組み立てしばらく乗っていたが、女房の父親が原付バイクが欲しい、と言うのでそちらに譲る。数年間神戸ナンバーであったが、乗らなくなったというので引き取って再び倉敷ナンバーに戻した。しかしだんだん調子が悪くなり、キックもスカスカになったのでエンジンオーバーホールを実施。エンジン内部は真っ黒、クラッチも滑っていた。完調となりしばらく乗るが、またまた不調に。今度はキャブのようなので中古のキャブを手に入れ交換すると、またまた調子がよい。さすがはカブのエンジンである。体を伏せ、アクセル全開!最高速は何と45km/h、すばらしい!?。ただ、もう一つおかしいところがあり、原因がよくわからない。ガソリンがリザーブになるとキャブにガソリンが行かなくなる。チューブを外してみるが、そのときはリザーブでもガソリンは落ちる。よってメインのガソリンで約50km走ると給油、となるのである。そんなこんなで現在走行距離は5,500km。まだまだイケル。写真はシャリィ号の勇姿である。