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カテゴリ:ぶらっとアンマン
今日は庶民の足―セルビスのご紹介。タクシーと形は同じですが、車の色が白です。 “セルビス”とは乗り合いの乗用車のことで、運転手を除くと4人が乗車できます。セルビスの路線は決まっているので、タクシーのように目的地の真ん前まで連れて行ってもらうことはできません。でも目的地の周辺まで活用したりすることで、かなり交通費を節約できる庶民の強い味方です。 車体の横に行き先が書いてあります。 セルビスの乗り方は、タクシーと同じように手を挙げて止めるだけ。値段は1回の乗車につき250フィルスから300フィルスです。タクシーの4分の1から5分の1の値段で済んでしまいます。支払い方法ですが、特に決まりはありません。ドライバーの肩を後ろからチョンチョンとつつき、はい、といって差し出します。お釣りももらえます。ただし、小銭程度のお釣りに抑えておいてくださいね。大きな額の紙幣では、ドライバーも困ってしまいます。 さて、このセルビスの路線とやらがはっきりしません。車体の横に書いてはありますが、道路を走っているセルビスのアラビア文字を瞬時に読み取ることなどできません。しかもいったいどこをどう通るのか、これは実際に乗ってみて確かめるしかありません。 というわけで、私はバスのほうがお気に入りです。が、路線が分かっている場合や近所のセルビスに関しては活用しています。タクシーのようにぼったくられる危険性もありませんし、フレンドリーなおっちゃん運転手が多いので、会話を楽しめるのもセルビスの醍醐味だと思います。 観光客の皆さまで勇気のある方は、とりあえずお試しあれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.30 21:36:56
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