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カテゴリ:ヨルダン生活編
ヨルダンに無事に帰ってまいりました。今回も先回と同様、カタールエアを往復で利用しました。関西に住んでいる私にはカタール航空が便利だし安いので、いろいろ調べても結局いつもカタールエアに落ち着きます。 旅行ならまだしも、実際に海外に住むとなると日本から持っていきたいものが山ほど。あれもこれもとキリがありません。でも難関は何といっても、航空会社の重さ規制に荷物が引っかかってしまうこと・・・・ 私には苦い思い出があります。1年前、同じカタールエアでヨルダンに渡ったときに50キロ以上も重量オーバーしていて、泣く泣く関空から実家に送り返したという悲惨な経験・・・。 泣きついても取り合ってもらえず、「持って行きたいなら10万円のチャージです」と突き放され、汗だくになりながら空港で荷物の仕分けをしました。。。 で、今回は同じ失敗をしてはならないとの決意のもと、周到な準備をしました。まず、手荷物用にはできるだけコンパクトに見えるカバンを購入。コンパクトに見えながら、マチがかなり広いもの。書籍類など重たいものは全部こちらにぶちこみます。 トランクには、かさがあるけれど軽いものから入れていきます。あと、貴重品を入れる肩掛け用の小さなバッグだけは重さを量られないので、こちらにもパンパンに書籍類を詰め込みました。小さいからとて侮ってはいけない。単行本サイズの書籍を13冊ほど入れ込みました。肩が抜けそうでしたけれど・・・ それから着る服。人生でこれ以上ないっていうくらい重ね着をします。トランクには入らないけれど持っていきたい服は、コートに包み込んで手で持ちます。もちろんコートのポケットにも重たいものを詰め込みます。冬だからこそできる術!
↑ 7枚重ね。これ以上着れないので、ジャケットとコートとニット2枚は手に持ちました。 ↑ タイツは2枚重ね。スパッツも履きます。ジーパンの裾はブーツに押し込むので一見スカートだけに見えます。 さあ、どうなることやら・・・。また関空から荷物を送り返す可能性も十分にありましたが、とにかくトライ。今回はオンラインチェックインを利用しました。これは搭乗の36時間前からインターネットでチェックインを済ませることができるもの。座席も自由に選べます。搭乗券がメールに送られるので、これをプリントアウトしてカウンターに持っていくのです。 搭乗手続きのためズラリと並ぶ人たちをしり目に、オンラインチェック専用のカウンターでスイスイと手続き。あっという間に終わりました。その上、なぜか荷物の重量チェックがなされなかった! 「重量オーバーですよ」と言われたときのための質疑応答も準備していたのに(笑) 最後の難関はボディチェック。雪だるま状になっているので体が重たく、手荷物もかなりの重量なのでモタモタと不自然な動き。この時点でかなり汗だくです。ジーパンのベルトのバックルが引っ掛かりましたが、スカートを2枚重ねているので脱ぐに脱げず、もごもごと言い訳をしながらも突破。 この後はトイレに駆け込んで、服を1枚また1枚と脱いでやっと身軽になります。準備しておいたナイロンの大きなトートバックを取り出し、ジーパンやらセーターやらを詰め込みます。汗だくになった下着も取り替えます。制汗スプレーをシュッシュッとして変身終了。 この時点で手荷物は3つに膨れ上がり、重量オーバーに加え数量オーバーですが・・・・もう大丈夫です。とにかくすべて順調に運びました。肉体的・精神的に疲労困ぱいしているので、またしても離陸前からぐうぐう。 ただし、熟睡はできませんでした・・・というのも、今回は隣の座席が韓国人の男性で、彼のニンニクのにおいに苦しめられたのです。いびきとともに吐き出されるニンニクのにおいの中で12時間・・・・。頭痛と眼痛(?)に耐えました。みなさん、飛行機に乗る時はニンニクを控えめにお願いしますよ~。 ドーハ空港には朝の6時に到着。朝もやのカタールに迎えられました。中東に戻ってきたという実感がわいてきます。カタールでの待ち時間は7時間。少ない荷物でスイスイと身軽に行動したいのですが、なんせ手荷物が重いため、トイレに行くのもよろよろと一苦労です。ドーハでは日本人とおぼしき女性たちもチラホラ。このブログを読んでくださっている方の中に、ドーハでよろめいているアジアン・フェイスを見かけられた方がおられたら、それは私だったかもしれませんよ(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.02 13:40:07
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