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カテゴリ:ヨルダン生活編
ヨルダンという国は、まだまだ日本のみなさまにとって馴染みのない国でしょう。どんな国? 未開の国? などと全くイメージがわかない方も多いと思います。私もヨルダンに来るまでは中東のイメージって全く白紙の状態でした。 中東は、日本人が思っているよりずっと発展していると思います。 ファーストフード店もたくさんあり、欧米化しています。人々のメンタリティは中東そのもので、どの国とも比べがたいですが(笑)、生活そのものはどんどん西洋化しています。 ヨルダンにはケンタッキーもマクドナルドもバーガーキングもあり、とにかくありとあらゆるファーストフード店があちこちに立ち並んでいます。値段は・・・日本とそう変わらないと思います。つまりけっして安くない。マクドなんかは100円マックがある日本より高いです。 ケンタッキーで注文したもの。500円くらい。 今日は“Texas Chicken”というお店へ行ってきました。日本では見たことがありませんでしたが、カナダやイギリス、メキシコなどたくさんの国で展開しているようです。 さてこのお店で注文したのはいいものの、待てども暮らせどもチキンがやってこない。痺れを切らして、「まだ~?」と聞きに行くと「あと5分」とのこと。フン、どうせアラブの5分は30分だわい、などと心で悪態をつきながら、やはり待てども暮らせどもやって来ない。2度目にカウンターに出向きました。 「なんでこんなに遅いの?」と聞いても、らちの明かない返事。狭い空間に6人の従業員がひしめいています。が、どいつもこいつもボサッとしていかにも“無能”という感じ・・・・ 本当にヨルダンでてきぱきと仕事をする人を見たことがありません。いるとすれば外国人くらいでしょう。安いお給料でやってられないという苦々しい思いもあるのでしょうが、自分の仕事くらい誇りを持って究めたら? と思ってしまいます。日本だったらこのお店、2人の従業員で十分だと思います。安いお給料で無能な人材を何人も雇うくらいなら、少しお給料が高くても有能な人を数人雇ったほうがいいのでは? と思ってしまいます。とはいえ、ヨルダンで「有能」な人材を見つけるのは至難の業。 ヨルダンで生活して思うのは、きらきら輝いている人が少ない(もしくは全くいない?)ということです。社会構造に問題があると思いますが、若者たちもあきらめきった表情・・・・目的を持ってきらきらしている人はほとんどいません。とても残念に思います。数年前にインドネシアに行った時、人々の目がとてもきれいなのに驚きました。貧しい国でも人々は輝いていました。。。若者たちが生き生き、伸び伸び、キラキラできる社会・・・・中東ではまだまだ難しいのかもしれません。この点については、また次回詳しくお伝えしたいと思います。 ヨルダンのツアーを日本語で。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx まで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.22 05:42:36
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