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カテゴリ:ヨルダン生活編
皆さま、大変にご無沙汰しておりました。はたまた「生きているの?」と心配してくださっている方もおられることでしょう・・・。はい、生きております!! インターネットの接続に問題があり、家でインターネットを使用できない日が続いておりました。が、ようやく回復したようです。その間、色々なことがあり、ブログにアップしたいことも多々生じましたが、何から書いていいのやら。 ヨルダンは先の1週間、真夏のような気温が続きました。荒れた天気もどこへやら。突然に訪れた真夏の様相に、何を着ていいか分からずアタフタ。冬の名残でつい厚着をしては、ふうふうと汗をかく始末。 先日の「水の日」に、タートルネックなどの冬物をたくさん洗いました。春はヨルダンでも三寒四温。この暑さに油断はしていられません。またぐっと冷え込む日もあることでしょう。そうはいっても真冬のように長続きはしないはず。取りあえず2,3着冬物を残しておけば良いかなと思っています。そんなわけでアタフタと衣替えを済ませたのでした。 さて春といえば、芽吹き! 息吹き! 生命の躍動する季節。私の家にも可愛い春のお客様がやってきました。3月に入って、朝から窓際が騒がしい。朝6時半から7時頃にカサコソ・カサコソと窓の外で音がします。ベッドの頭の部分がちょうどこの窓際にあるので、この物音で目が覚めます。それからクックルークルクルクルとやたらと耳元で聞こえます。 正体はハトでした。ヨルダンのハトは茶色で小ぶりで可愛いんです。このハトのつがいがどうやら私の窓辺を住居と定めたらしく、巣作りを始めたのでした。ワラを1本1本加えて飛んでくるのは夫の役目。妻はといえば、ほとんどじっと座っていて、夫が持ってきたワラをチョイチョイと整えるだけ。巣作りを始めて2,3日は午前中だけ窓辺にいて、お昼になると次の日の朝までは別の場所で過ごしていたようでした。 ところがある日、あれ? 夜にも1匹残っています。どうやら卵を温め始めたよう。ハトって夫婦が交代で卵を温めるんでしょうか。見分けがつかないのでよく分かりませんが、それから4日ほど経った今も1匹が24時間ひたすら同じ場所に座り続けています。 ときどき夫(?)がエサを運んでくるときだけクックルークルクルと鳴いていますが、後はじ~っとじっとしています。 巣作りを始めたころ それからは定期的にハトの様子を観察するのが私の日課になりました。とはいえ、ハトはハトで野生ですから、あまり驚かせても可哀そう。陰からそっとのぞきます。鳥ってリラックスしているときはブブ~~と膨らみ(筋肉弛緩?)、眼はトロンとしてなんとも可愛い。でも野鳥は非常に敏感です。私が窓辺からチラと覗くとほぼ同時に、弛緩した体を一瞬でシャンと正し、見違えるほどスリムになります。トロンとした眼も一瞬でまんまるになり、わたしの動きに合わせてくりくり。警戒態勢です。 そんなハトも私のいることに慣れてきたのか、最近は前よりリラックスしているよう。私とハトの共同生活。ガラスを1枚隔てただけで、手に取るようにハトの生活を観察できます。ハトの産卵から孵化までは約18日だそう。3月末くらいまでは待たなければならないようです。今からワクワク。ベイビーの誕生を心待ちにしております。 ヨルダン旅行のことなら何でも http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx まで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.03.15 06:29:19
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