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月の砂漠-ヨルダンから

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2022.12.18
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今回日本からトルコへ持ち帰ったものは、それぞれが23キロのスーツケース3個、機内持ち込みミニスーツケース8キロ…(と見せかけて本当は15キロ)でした。スーツケースに詰め込んだのはほぼ食品類。でもこれだけでは足りずに、郵便局のEMS(航空便)で2箱、船便で1箱を送ることにしました。スーツケースの超過料金を含めて、荷物を送るのにかかった費用は10万円以上です…。

いやぁ、がちがちの和食派の私にとっては、日本の食品は命綱です。それでも厳選したもの・重量が軽めのものしか持ち込めません…(涙)。

さて今回はトルコの郵便事情について。トルコ在住歴が長い人ほどトルコの郵便事情への信頼はゼロ。荷物なんて送るもんじゃないよ、といわれます💦。トルコに来た当初、こうした現地在住歴が長い人のコメントを信じ切って、トルコの郵便事情は全く信頼できないんだと思い込んでいました。多分10年前、15年前のトルコはそうだったのでしょう。

でも今は​トルコの郵便事情も進歩を遂げ、日本からのEMSは無事に受け取れますし、その上かなりの超特急​で受け取ることもできます。これまでの経験から言えることですが、トルコの郵便局で荷物が開けられることはなく、ほとんどの場合は送った時と同じ状態で届きます。

今回受け取った2箱は送って1週間以内に受け取ることができました。フライトの数日前にトルコへ送り出し、次に自分が飛行機に乗り(丸2日間の移動‼)、そして現地で受け取るという、つまり自分から自分へ送った形になります。私がトルコに着いた翌日には荷物が我が家に届けられました。はやっ!というか、48時間もかかって移動している私のほうがどうかしてる…大笑い



重さは17キロと14キロ。トルコで受け取る時に、関税としてそれぞれの荷物に217TL(約1600円)ほど支払う必要がありました。多分これは内容物の値段によって変わるのではないかと思います。

トルコの郵便事情は100%信頼できますが、何が大変って、それは日本で送り状を作成するときです。現在はすべてオンライン化されていて、送り状を郵便局のホームページから作成する必要があります。で、そこはやっぱり日本。ボールペン1本の重量まで計って記入しなければならないのです。超絶面倒くさい…。

でも今回思ったのは、そこまで厳密にする必要はないのではないかと。だってトルコにはヨーロッパやロシアやその他いろいろな国から荷物が届くわけですよ。そのすべてがボールペン1本の重量まできっちり図って荷詰めされたものとは思えない…。日本人くらいかもしれません、こんなに真面目に記入しているの。もちろん何が入っているかはきちんと書く必要がありますが、1グラム違わぬ重量を書かなきゃと思い詰める必要はないなと…。

実際、送り状に記載していないものも最後のどさくさに紛れて入れ込みましたが、問題ありませんでした。日本の郵便局では「トルコで荷物が開けられた時に送り状にかかれていないものが入っていると大変なことになりますよほえー」と脅されましたが、そもそもトルコの郵便局で荷物は開封されません。←もちろんよっぽど怪しいものが入っている場合は別でしょうが、通常の善良な市民が送るごく普通のものに関しては普通に対応してもらえます。

何を送ることができるかという点ですが、禁止されている物品については、こちらをご確認ください⇒​https://www.post.japanpost.jp/cgi-kokusai/nonmailable_articles.php?cid=201​ 今回私は食品はスーツケースに詰め込んだのですが、これまでの経験からいうと乾物やフリーズドライのものはまず問題なく届きます。お米や乾燥豆類はダメっぽいのでご注意を。ただしお餅は今回ダメもとで送りまして、無事に届きました。あ、お灸は引っかかったことがあります(​https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202112110000/​)。ただし現地(トルコ)のドクターによる処方箋があればOK。

先ほど、トルコの郵便局で取られる関税は内容物の料金によって異なる、と書きました。この関税をできるだけ抑えるには、日本で作成する送り状に値段を記入するときに気を付ける必要があります。実際の値段を書くのではなく、1つ1つの品物を1円から10円くらいの範囲で記入します。この値段は、荷物が万が一紛失した時に補償の対象になる値段なのです(とはいえ本当に支払われるかは不明)。

私としてはもし荷物が紛失したら、もうその時はその時で潔くあきらめるつもりですので、補償額なんてどうでもいいわけです。そんなわけで、詰め込んだ荷物の合計金額は200円から300円ほどと送り状に記載されます。こうすることで現地で徴収される関税の値段を極力抑えることができるというわけです。

さて、そんなわけで、ばっちり受け取れる日本からの荷物。現在は船便で送った最後の一箱(20キロ)を待っている状態ですが、これは3か月ほどかかるといわれています。なので気長に待つ予定。船便には重要度最下位のものだけを入れ込んでいますので、最悪もし届かなくてもオッケー。船便に関してはトライするのが初めてなので、届くか届かないか…またこのブログ上でもご報告したいと思います。
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最終更新日  2022.12.18 21:37:28
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