ソウル2日目(6月4日)。
イエイニネの朝ごはんは、キムパプ(韓国式海苔巻き)とお味噌汁。
このキムパプ、日本の海苔巻きが韓国にわたったもんやそうで、酢飯じゃなく普通のご飯を使うて、具も韓国独自のものも入ってる。
駅の改札付近や公園、コンビニなどでも売られていて、軽食としてとっても人気がある。
お宿イエイニネのはオーナーさんのお母さん手作り。
おたくあん、きゅうり、にんじん、ごぼう、薄焼き卵、ハム(ポークランチョン)、さつまあげが入ってて、しっかりと巻いてある。
お味噌汁は八丁味噌のような豆味噌で、具にはもめん豆腐、ズッキーニ、玉ねぎ、しめじ、お麩が入ってた。
どっちもすごくおいしい。
朝ごはんは、毎日7時前にお父さんが5階のこの部屋まで持ってきて、そっとリビングのテーブルに置いていってくれはる。
オーナーの金殷培(キム ウンベ)さんは、東京の短大の保育科に行ってはったことがあって、今は南大門の観光案内所の日本語スタッフとして勤めてはる。
出勤前の8時ごろ、食器を持って降りて、8日分の宿泊費24万W(約32500円)も渡してきた。
そうそう、おみやげのケーニヒスクローネのお菓子と沖縄のちんすこうも。
のんびり歩いて20分ほどの景福宮(キョンボックン)へ。
10時からの宮城門開閉と守門将交代儀式に間に合うた。
景福宮城門開閉と守門将交代儀式(動画)
これは、興礼門前広場で火曜日以外は毎日やってる。
京都の世界遺産でも、毎日昔の儀式が観られたらおもしろいやろうになあ。
券売所で慶会楼(キョンフェル)特別観覧のついたチケットを5000W(約660円)で買うた。クレジットカードも使えた。
ソウルには5つの王宮があるけど、私はここが一番好きや。
ぶらぶら観てたら、特別観覧の時間になった。
慶会楼(キョンフェル)は、王が主宰する宴会場で、外国使臣を接待したりもしたそうや。植民地時代にも壊されなかった数少ないところのひとつ。
10:55にトンピョン門のところでチケットを見せてスタート。なんやドキドキする。
橋を渡って漢服を着た女性のガイドさんと一緒に池の上に建つ慶会楼へ。
参加者は14名。日本人が6人に韓国人の子どもが4名おった。
建物は48本の花崗岩の柱で支えられてる。
外側の柱は四角くて地を表し、内側は円柱で空を表してるそうや。
スリッパに履き替えて2階へ。
説明は韓国語やけど、2階には日本語、英語、中国語での5分間の説明が聞けるヘッドセットも置いてあった。
風が抜けて360度見渡せるすごく気持ちのええ場所。
2階は板の間で、高さが3段に分かれてる。
国王が真ん中の一番高いとこで、10cmほど下の周り、その下にまた10cmほどの周りと階位によって座る場所が分かれてたそうや。
天井の装飾も場所ごとに違うて、だんだん豪華で細かくなってた。
一番高いとこに座って、しばらくぼーっとしてた。11時半ごろ終了。ほんまにええ体験ができた。
続きます。
今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。
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