ソウル2日目の続き。
慶会楼特別観覧の後、15万坪もある景福宮をゆっくり観てまわった。
慈慶殿(チャギョンジョン)は、景福宮を再建した興宣大院君が神貞王后のために建てた宮殿。
当時直系の世継ぎ候補がいないなか、王位継承の決定権を持つ神貞王后に11歳の息子(高宗、のちに大韓帝国初代皇帝)を、養子にして即位させてもろたお礼やったんかなあ。
十長煙突っていう縁起のええもんが描かれたオンドルの煙突もええけど、花や木、動物と漢字が組み合わされたこの壁が好き。
香遠亭(ヒャンウォンジョン)は、あずまや。王宮のなかの別荘みたいなもんかなあ。池の真ん中に島を創って、そこに建ててある。蓮池と橋、六角形の屋根の建物、後方の北岳山(ブガッサン)がマッチしてる。
ここは、韓国で最初に電灯がついた場所でもあるんやて。
集玉斎 八隅亭(チボッジェ・パルジョン)は、高宗の書斎やったそうや。前(2005年12月)に来たときは工事中やった。八角形の建物の中には入れへんかったけど、レトロでおもしろいなあ。どんな本が並んでたんやろ。
書斎の内部の装飾や窓の造りも凝ってた。
集玉斎と景福宮北門・神武門は、2006年9月29日に45年ぶりに開放されたそうや。
神武門のすぐ向こうが大統領府青瓦台やので、警護を理由に閉鎖されててんて。
開放記念行事の記事
王宮の建物の屋根には、雑像(チャプサン)っていう魔よけの飾りがついてる。
西遊記の登場人物をかたどったものといわれ、前から順に三蔵法師、孫悟空、猪八戒、沙悟浄などの像やそうやけど、ようわからへんなあ。
この数が多いほど建物の格が上で、集玉斎には5体、慶会楼には最高の11体あった。
景福宮(キョンボックン)の正門光化門(クァンファムン)は、2006年12月4日から解体されてる。
今までのは朝鮮戦争で焼失したんを、1968年に鉄筋コンクリートで復元したもんやったそうや。景福宮が改築された当時の木造にして、場所も今までより南に14.5m移動するそうや。完成は2009年末の予定。
工事現場に昔の姿の写真パネルが展示してあった。そのなかに、大日本帝国が建てた朝鮮総督府庁舎の写真もあった。
続きます。
今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。
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