冬越しして開花を待つ苗たち
小さなビオラの花が咲きました。 玄関への小径に植えこんだ ビオラです。 自分で種から育てると 今の時期は、購入苗と違って 小さいし、花数は少ないし…。 でもよく考えると 厳しい寒さはこれから。 厳しい寒さと降雪などの心配もあります。 だから今の時期は、 あまり背丈を伸ばさず、 小さく締まった苗のままなのだなと 植物の冬越しへのたくましさに 少し気づいてきました。 矮性ヤグルマギクは、 寒さに強いですが、 今の時期、ロゼット状に葉を広げ、 上に伸びようとはしていません。 気温の上昇とともに ぐんぐん背丈を伸ばすのでしょう。 こちらは、購入苗の アメージンググレイ。 やはりロゼット状に葉を広げ、 寒さから 身を守っています。 葉を広げるのは、 できるだけ日光を浴びようと しているからでもあります。 うちの庭のように 冬に極端に日当たりが悪くなる庭では 植物が冬越しするのは 大変なのでしょう。 まだ小さな花菱草も 小さいながらも葉を横に広げて 寒さから身を守っているよう。 アスペルラも寒さに強いですが、 この時期は、横へ横へと伸びています。 この時期になると 成長をストップさせているかのように 見える金魚草やストック。 この時期に背丈を伸ばしてしまうと 降雪があったらひとたまりもないので 小さな姿で寒さを耐えているのでしょう。 簡易ビニールハウスの中の ディディスカスやフェリシアは 締まりのないくらい伸びています。 そこまで寒さの心配のない 簡易ビニールハウスの中で 育っているからなのでしょう。 時々、外に出し日光浴です。 たくさん花が咲かないなとか、 なぜちっとも成長しないのかなとか、 勝手なことを思っていましたが、 冬越しのための自然な植物の姿を 理解していない自分に反省しました。 そういえば今は小さすぎるビオラも 気温の上がる春になると どっさり花を咲かせていました。 この時期になると 他にもたくさんの花が咲くので できれば今の時期に たくさん開花してくれたらと 思う自分も消えません。 つくづく勝手です。