テーマ:テーマパーク・遊園地(93)
カテゴリ:テーマパーク 遊び場 旅
1970年、日本万国博覧会の象徴は太陽の塔と三波春夫 の「世界の国からこんにちは」の歌声。 日本列島はぼろぼろだった。 だが、多くの日本人は薔薇色の未来を根拠もなく確信して いた。 万博のテーマは「人類の進歩と調和」。 岡本太郎氏の使命は、展示という形式で万博のテーマを 解説すること。 人類はたいした「進歩」をしてこなかったし、明らかに 「調和」を欠いた社会を生み出していた。 岡本太郎 「太陽の塔」で能天気な未来志向の万博を否定してた 2011.02.26 NEWSポストセブン が、あまりに魅力的な太陽の塔の造詣は万博のシンボル、 依り代となってしまった。 その太陽の塔に再びスポットライトがあてられる。 2025年、大阪万博誘致の推進役を演じることになるようだ。 =25年万博誘致へ登録目指す -大阪府 2018年2月5日 時事通信社 大阪府の松井一郎知事は5日、1970年に大阪で開かれた 日本万国博覧会(大阪万博)のシンボル「太陽の塔」(同府 吹田市)について、世界文化遺産登録を目指し、活動を始め ることを明らかにした。 府庁で記者団の質問に答えた。 府は2025年に再び万博の誘致を目指しており、松井氏は 「25年に太陽の塔を世界遺産にすることが理想だ」と強調し た。 太陽の塔は芸術家の故岡本太郎氏がデザインを担当した。 内部には生命の進化の過程を表したオブジェ「生命の樹」 などの展示空間がある。 府が耐震工事と展示物の復元を進め、3月19日から通年 で一般公開が始まる 岡本太郎氏は太陽の塔の二度咲きなど決して望んではい ないだろう。 太陽の塔は過去から現在、現在から未来への橋渡しを 象徴していた。 現時点で考えて未来を映し出し、人々の関心、好奇心を 駆り立てる新たなオブジェを創造するはず。 理屈はさておき、小学生時代に現物を見、本、雑誌でも 何度も見たはずの太陽の塔の内部を、ぜひ見てみたい。
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最終更新日
2018年03月08日 06時00分12秒
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