テーマ:認知症(612)
カテゴリ:ダイエット、健康
日本は現在、世界でも類を見ない勢いで高齢化が進んでいる。 「高齢化」社会は3段階に区分けされている。全人口に対する65歳以上の人口の割合が、7%以上で高齢化社会、14%以上で高齢社会、21%以上で超高齢社会と呼ぶ。 日本は、2010年頃に高齢化率23%を超え、「超高齢社会」となった。 日本の高齢化は今後も加速し、2025年には高齢化率30%以上、2040年には高齢化率35%以上になると推計されている。 「認知症」は高齢になるほど発症リスクが高まると考えられている。 国内の認知症高齢者は、2012年時点では462万人(有病率15.0%、高齢者7人に1人)。 高齢化の進行と比例して認知症高齢者数も増加し、2025年に約700万人(高齢者5人に1人)、2060年に850万人(高齢者4人に1人)になると推計されている。 史上未曽有の超高齢社会である日本で、高齢者にがんの罹患とともに恐れられているのが「認知症」。
週刊女性2021年4月27日号 昭和の食卓が最適!? 「日本の一般人が西洋食を日常的に取り入れ、いろいろな食材を食べるようになった1970年代中ごろの昭和の和食が、認知症のリスクを下げることがわかっています」 そう語るのは、老年医学の専門医、山口潔先生だ。今回の企画では認知症に詳しい3人の医師に“認知症予防として自分が食べているもの”を伺ったところ、なんと全員が口をそろえて“昭和の和食がベスト”と回答! イメージはごはんと味噌汁、焼き魚と野菜サラダ、そして漬物。そこにパンと目玉焼き、スープと果物など、完全な和食に洋食が加わった、“和洋折衷食”だ。 「ごはんと味噌汁、主菜に副菜が2つ。こういった一汁三菜スタイルの和食が、認知症予防には最適です。栄養バランスにすぐれ、さまざまな栄養素を複合的にとることができます」 「アルツハイマー型認知症は、アミロイドβという脳のゴミがたまる病気です。40代からアミロイドβを脳にためない食事をとることが予防につながります」 と内野先生(以下同)。それはズバリ、 「“1975年型の和食”です。和食文化に、西洋食がちょうどいいバランスでまざり合った食事です。現在、認知症によいといわれる成分が多く、それが作用し合って相乗効果を生んでいます」 … (略) … 「サプリメントを利用してもいいですよ。脳のためにはDHA、EPA、レシチン、イチョウ葉エキス、マルチビタミン・ミネラル、アラキドン酸、抗酸化物質(コエンザイムQ10、アントシアニン、カロチノイド類)が入っているものを選んで」 ― 引用終り ― 日本は、医療の高度化とともに簡単には死ぬことができない社会となった。 健康寿命をいかに伸ばすかが、個人だけでなく社会レベルで重要な課題となっている。 老人で「早くお迎えが来ないかな」という声は聞いたことがあるが、「ボケたい」という言葉は聞いたことが無い。体が不自由になり辛くとも、同級生がいなくなり寂しくとも、ボケたくはないということだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年05月08日 06時00分08秒
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