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カテゴリ:Outdoor-扉の外
変則2泊3日の旅から無事に帰宅した。実は今回の旅では、余裕があれば晩飯を作ろうと用意していたのだが、時間が押してしまってその暇はなかった。そのために洗米して持っていった米があるので、万が一に備えた手順の確認のためにも、今夜それを使おう。
500mlのビール缶を用意して、缶切りで蓋を切りぬく。無洗米があれば簡単だけど、今回は家にあった米3/4合を洗って持って行っていた。普通は米と水は1:1もしくは1:1.1くらいだろうけれど、焦げ防止に水を1.2倍くらい入れて、アルミホイルで軽く蓋をする。 鍋(缶)が薄いのでごく弱火で炊く。特に噴いてからは一番小さな火にした。 アウトドアを志向する人には言わなくてもわかるだろうが、箸を炊飯器(ビール缶)に当てて、 出来具合を確認している。(水分が残っていれば、グツグツ沸騰の感触が手に伝わる。) 今回はいただきものの高級レトルトカレーを掛けるので、レトルトカレーの鍋を先に一旦沸騰させ、ご飯を炊く間は横に置いて、なんとなくぬるま湯に浸かってもらう。 炊けたご飯をひっくり返して蒸らしている間に、レトルトカレーのルゥをもう一度温める。 家にいるのだから普通の皿でいいのだが、雰囲気を出すためにコッヘルの蓋(そもそもフライパンであり皿)を使い、わざわざ狭いベランダにテーブルと折り畳みイスを持ち出し食う。グリーンリーフも皿ではなく、いかにも外です的なイメージで、保存パック(本来は固有名詞だけど、わかりやすく言えばタッパー)に盛る。ここにレトルトカレーを湯せんしたお湯で作ったカップスープを付ける。 久しぶりにしては今回は上手くいったが、たとえ底のご飯が焦げたってたいしたことないから。ビール缶でご飯が炊けることは知識としては知っていても、災害はないに越したことはないが、手順は時々試した方がいい。そして、缶きりで開けた切り口でケガをしないように。ここでケガをするような人は、そもそもアウトドアに向いていない。 ただ、ビール缶ご飯の難点は、ご飯を作るたびに缶ビール500mlを飲まなければならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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空き缶での炊飯、確かに試しておくと良さそうですね。
いかにも外です的なイメージを出すための努力が素晴らしい! そして、最後の難点こそが実は最大の利点ですね(笑) (2019年05月06日 07時28分44秒)
これはすばらしい!
けど酒飲まない私はできん(笑) (2019年05月06日 16時41分50秒)
近年アルコールを摂取するようになったけど、ビールのアルコールは(と言うか醸造酒のアルコールは)体内の分解酵素が少ないのか500mlは、きっとまだ飲めない。(笑)
だから、ボクもこれをするならウコちゃんと同じ方法で行くしかないね。 (kuni) (2019年05月06日 20時44分46秒)
ビール500飲むのは喜んででしょう(笑)
(2019年05月06日 21時50分24秒)
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