またCOUGAR-2200ネタですが、内蔵マーカーの発振周波数を確認するために裏蓋を開けたので、ついでに現在の状態をデジカメ撮影しました。そんな画像を紹介します。
1.125KHzマーカーの発振周波数
手持ちの周波数カウンターを接続してみたら、ご覧の通り十分な精度で発振していました。ここでは末尾の数字が2ですが、1だったり2だったりと少し変動していましたけど125.00KHzと言って差し支えないでしょう。
2.周波数カウンターの、みの虫クリップを当てた部分の拡大画像です。
クリップの横にあるマーカー用の分周回路は、RF-2200の製品バージョンによってだいぶ違いがあるようですね。
3.ジャイロアンテナ根元部分
先日起立調整したジャイロアンテナの根元にあるEリングです。このリングを外すとジャイロアンテナを抜くことが出来ます。アンテナの配線は繋がっているので、注意が必要ですよ。
4.裏蓋を開けた本体右下部分
AC電源部、検波部、スピーカーとAFアンプの一部が写って居ます。
・電源部のケミコン1つと、整流用ダイオードを新たに交換しました。
・抵抗器も相当数を金皮へ交換しました。以前の画像と比べて下さい。
・画面右上はAFアンプ部分の一部で、セラミックコンデンサをポリエステルフィルムコンデンサ、メタライズドポリエステルフィルムコンデンサへ交換しました。容量は変えていません。
5.SSB-AFアンプ部とトーンコントロール回路部分です。
・画面中央左がSSB-AFアンプ回路です。金属箔抵抗器の手持ちをビシバシ使いました。150KΩは100K+51Kの直列で代用しています。
・トーンコントロール回路のフィルムコンデンサ(元々はケミコン使用)は、オリジナル通りの容量:0.22μFへ再交換しました。今までは手持ちの0.18μFを使っていました。
6.プロダクト検波の変更部分
・別記事で紹介したコンデンサの容量変更部を拡大しました。画面中央に見える茶色の部品が、容量変更で取り付けた15pFのディップドマイカコンデンサです。
・画面右下に、太陽誘電製のFM中間周波セラミックフィルターが見えます。太陽誘電はこんなに前からセラミックフィルターを手がけていたんですね~。
いくつか未交換のケミコンが残っていますので、手の届くところだけボチボチと交換する予定です。撮影はいつものようにOptio W90を使いました。