標題の通り無事に部品交換とFMバンドの国内向け調整を終えました。まあ下の画像のようにDR29と重ねると、スピーカー直径の違いが凄いですね〜。
今はFM放送をモニターしていますがバンドの上下で感度バランスが取れていないようなので、もう少し微調整が必要と思います。 下の画像にはFM-RFアンプFETと書いてありますが、AM-RFアンプの間違いです。 下が本当のFM-RFアンプFETで両方ともオリジナルは2SK49が使われていました。これを2SK544-Eへ交換しています。 微調整するならばここか入力のバンドパスフィルター辺りかと考えています。 他の調整ポイントをざっとご紹介します。 上下の画像でBFO調整コイルとかBFO発振コイルと表示してありますが、同じ部品でBFOの発信周波数を調整するコイルです。 サービスマニュアルにはBFOの発信周波数:435.5KHzと書いてあるんですが、453.5KHzの間違いじゃあないかなぁと思えて仕方が無いです(^_^;) それは兎も角16cmスピーカーの音は良いですね。本機のスピーカーはアルミセンターキャップ付きで、再生音域に余裕があるような感じです。 ※追記します。下の画像はFM-RF回路周辺ですが、 1.赤丸で囲ったバンドパスフィルターの脚が不自然に長い 2.赤矢印の青いジャンパー線(アンテナからのRF入力を1.のバンドパスフィルターへ繋いでいる)の取り回しが不自然 の2点を解消し、FMバンド上下での感度バランスを簡単に調整できました。このジャンパー線は上から3枚目の画像で大きく移っている物です。 ゲインの高いFETを使いましたので、高周波の回り込みなどが発生したようです。何れにしても上記の1と2を最短距離で接続したところ、おかしな挙動は無くなりごく普通に調整完了しました(^◇^) ラジオ基板を出したついでにFMの10.7MHzセラミックフィルターを新品と交換しました。インピーダンス整合用の抵抗も新しいフィルターに合わせて220Ω→330Ωへ変更しました。 あと電源の平滑フィルターコンデンサは1000μF×2と貧弱でしたので、物理的に問題が無いことを確認の上で容量の大きな物と再交換しました。 これ以上深追いして何かやると壊す恐れがある(^_^;)ので、GX600の調整はこれで終了です。あ、BFOの調整はやるかも知れません。これはハンダ付けを伴わないので・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.01.12 23:26:37
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