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カテゴリ:Touring
福さんからの誘いで10月28日にツーリングに出掛ける事にした。今回はドカティSF848、ZZR1400、GSX750Eの3台である。午前7時山陽道道口PAで待ち合わせ。天気は良いのだが少し寒い。朝は気温が低いが段々と暖かくなる事を考慮して、上着は薄手の物も用意。グローブも夏用である。(これが後で後悔する事になるのだが....)
山陽道を尾道に向けて快調に走り、尾道JCTから尾道道へ。終点の世羅IC手前から太陽が消えて猛烈な濃霧。辺り一面真っ白である。ヘルメットのシールドは曇るし、ダウンのジャンパーは雨に打たれたように水滴が流れる。それにしても手が冷たい。三次に向けて国道を北上して行くに従って気温は更に下がる。外気温7度、6度、5度まで下がった。手の感覚が段々となくなって行く。左手はエンジンで温める事ができるが右手はそうは行かない。とにかく冷たいし寒い。 たまらずコンビニに駆け込んで休憩。冷えた体を温める。三次盆地をナメていた。 農道を通って、三次市街を迂回してR54に向かう。江の川を渡ったらR375で大田方面へ分岐。この国道は十分な広さがあるのだが、小さな集落付近の道が一部狭いために通行量が少ない。快調に走る事ができる。 大津の長いトンネルを抜けると、突然晴れた。雲一つ無い青空である。三次盆地を脱出したのだ。気温も上がっている。道の駅グリーンロード大和で休憩。 大田へ向けて峠を越える。大田の町も晴天である。R9に合流して、西へ走ると琴ヶ浜に到着(大田市仁摩町馬路)ここの砂浜は鳴き砂で有名である。砂は緻密で触っても手に付きにくい。パラパラパラという感じである。早速歩いてみるとキュッ。キュッ。キュッ。と確かに鳴く。足を引きずるようにして歩くと更に良く鳴る。 次は温泉津温泉で昼食をとって温泉につかるのだ。温泉津温泉は温泉津駅から1kmほど海沿いを走り狭い渓谷の間に旅館が並ぶ雰囲気の良い場所にある。今回の温泉は全国12の名湯に名を馳せる薬師湯である。狭い温泉街だが幸いバイクを駐める駐車場があった。薬師湯は小さな温泉で、湯船も小さいが、一面に温泉成分が溶け出した湯ノ花だらけで雰囲気は十分楽しめる。これで350円は安い。温泉の屋上テラスで無料のコーヒーをいただき、浜田に向かう。 次は浜田の手前にある石見畳ヶ浦である。昭和7年に国の天然記念物に指定されている景勝地で、1,600万年前に堆積した砂岩層は見事な景観である。多数あるクリークには水が流れ、魚が泳ぎ、川にいるような錯覚を起こす。 石見畳ヶ浦を堪能して、浜田道へ乗り南下する。千代田JCTで中国道に入り西進。広島北JCTで広島道に分岐、広島JCTで山陽道に入り東進。尾道を過ぎた小谷を過ぎた辺りから日が暮れかけた。午後6時20分に無事帰還となった。 温泉津温泉入り口 温泉津温泉薬師湯/奥が木造の旧館 石見畳ヶ浦/キノコ岩 石見畳ヶ浦/馬の背から日本海を望む お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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