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カテゴリ:HONDA TLM50
TLM50のクラッチケーブルをフリーにしてギアを1速にいれてバイクを押すと後輪が動いてしまう。乗ってみても明らかにクラッチが滑っているのでフリクションプレートのみの交換を行う事にした。
まず、アンダーガードを外して、17ミリのドレンボルトを外してギアオイルを抜く。出てきたオイルは飴色で交換したばかりのように非常に綺麗である。新しいオイルを買わないでも良かったような気が....。 次ぎにクラッチ、TLM50のフリクションプレートは3枚である。クラッチカバーを開けて3枚交換するだけなのでガスケットを剥がす以外は簡単だと思ってSMも無しにバラシに掛かった。 カバーのボルトを全て外す。この年代はボルトの頭が六角になっているので、ソケット8ミリで簡単に緩める事ができる。プラスネジだったらインパクトドライバーがないと緩まないところである。 ボルトを全て抜いたところで、ゴムハンマーでクラッチカバーをどついて外すのだが、これが固くていくらどついてもビクともしない。あまり叩くとカバーが割れそうなので、次の手に移る。 カバーの合わせ目に直角にタガネを入れると合わせ目に傷が入りオイル漏れになるのでこれはできないので、エンジンの左からマイナスドライバー形タガネを差し込みガスケットの位置を斜めから叩く、あまり強く叩くとカバーに傷が入るので程ほどに。 2箇所程叩くとやっと外れた。カバーを取り外すとなにやら変な音が....。部品が転がる音である。中を見てみるとキックのギアとワッシャーが転がっていた。次ぎに、合わせ目を見てみると何とラッキー。ガスケットが1箇所も破損する事無くエンジン側に付いたまま残っているではないか。本当はガスケットを交換した方が良いのだろうが、こんなラッキーな事は初めてなので、再使用してみる事にする。これで時間は大幅に短縮できる。 排出したギアオイル クラッチカバーを開けた所/左下に軸から外れたキックギアとワッシャが見える お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.05.03 06:23:58
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