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カテゴリ:Touring
藤さんが神戸で所用があり、そのついでに旧友のサイドカー仲間が古いグッチを所有しているので一緒に見に行こうと言うことになり、バイクで行くことにした。福さんディアベル、根さんハーレーも同行する事になり4名での神戸V7スペシャル見学ツーリングと相成った。
10月29日、気温は12度とやや低めだが天気は上々、ガソリンは満タンだし、ETCカードもセットした。多分寒いだろうと冬用のライディングジャケットの上下を着込みV7ドンキーを駆って約束の吉備SAへ9時前に到着。既にBMW/R90/6、ディアベル、ハーレーは到着していた。 雑談をしているうちに9時を大きく回ってしまったので、BMWを先頭に出発。 藤さんの先導は何時も最高100km/h+αほどで、安全運転だ。このスピードは遅いように思えるが、神経を研ぎ澄ましての高速走行は疲れるがこのスピードだと全然疲れない。特にカウルのないV7ドンキーにはその差は歴然とする。 龍野SAで休憩。昼食の予約を入れて、再び三木ICを目指して山陽道を神戸に向けて走る。三木で高速を降りてR175でレストラン「まきば」へ 吉備SAを9時に出発予定であったので、かなり早く到着すると思っていたが、休憩が長くゆっくりとしたツーリングとなったので「まきば」到着は丁度正午となった。 「まきば」は木造の古びたカントリー風の建物で、なかなか良い雰囲気を出している。今日はロシア料理のウクライナと言うメニューらしい。作るのに時間がかかるので、途中で藤さんが予約をしておいてくれたのだ。 陶器のカップの中に肉、海鮮、キノコ、野菜などが入ったシチューのような物の上からパン生地で覆い、焼き上げたようなものであった。一見少量に見えるが全て食べたらお腹パンパンになった。 (レストランまきば) 美味しい昼食をいただいたところで、国道や高速を乗り継いで六甲山を目指す。六甲山は表側からしか登った事がなかったので、裏六甲ドライブウエイ側からは初めてである。つづら折りカーブを登りどんどん高度を上げる。平日なので、車も少なくコーナーが面白い。土日祝日は二輪は今でも通行止めになっているようなので、平日に来て正解である。オマケに頂上の駐車場も二輪は無料であった。 六甲山山頂からの神戸の街の眺望は素晴らしい。もう何十年も前にパルサーエクサで夜景を見に来た事を思い出した。 (六甲山展望台から神戸の街を望む) (六甲山駐車場にて) ここで、所用でどうしても5時帰着を迫られるハーレーとお別れ。次はいよいよグッチの見学に県道16号を下るも途中で通行止め。やむを得ず引き返し表六甲を神戸の街に向けて下る。垂水まで信号の嵐でペースは落ちるわ迂回はするわで3時30分を過ぎての到着となってしまった。 瀟洒な住宅街に側車付きV7スペシャルは鎮座していた。70年代のそのバイクはドッシリと重厚なオーラが漂っていた。ヘッドカバーやファイナルケースの丸みを帯びた形状が何とも素晴らしい。それによく磨き込まれており、アルミも光っている。この頃のグッチはアルミと鉄のみでプラ部品は使用されていないので、尚更美しい。エンジンを掛けると、今にも止まりそうなゆっくりとした超低速アイドリングでエンジンが回る。FI搭載で1,500rpmでアイドルするような無粋なエンジンではない。細部まで行き届いた手入れにオーナーの人柄が感じられた。 (モトグッチV7スペシャル) (美しいヘッドカバーとグッチガード) (形状が面白いファイナルケース) (メーター回り) もう少しじっくりと拝見したかったが、秋の夕暮れは釣瓶落とし、直ぐに暗くなるので、失礼してガソリン給油。第二神明道路からR2へ、ここで渋滞どうやら故障車のようであった。渋滞を抜けて播但連絡道、山陽道と乗り継いで龍野SAで休憩。ここで福さんの所のBMW乗りの元会長さんにバッタリ出会う。ネクタイを締めていたので、少し若く見えた。話している内にとうとう日没。そのまま帰宅なった。 今回のツーリングで藤さんにも福さんにも指摘されて気になった事は、前を走っているとライトがハイビームのように明るすぎると言う事だ。V7ドンキーのヘッドライトはカットが無くつんつるてんである為、光軸の線がハッキリせず的を絞りにくい。従って車検の時には微妙な調製が必要だとバイク屋の主人が言っていた。車検の時はまた調製するとして、対向車に迷惑となっているようなので、少し下向きにしてみるとしよう。 (ハーレー) (BMW/R90/6) (ディアベル) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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大変お世話になりました。帰りのペースは飛ばしすぎないよう、ぬふわキロまでと思って走りましたが、速かったでしょうか?。光軸は多分上向き過ぎだと思われます。カウル外す際にでも動いたのでは?。他車の評価も見ましたが、暗くてHIDを入れたというのは書いてあっても、まぶし過ぎるという評価は見ませんでしたので・・・(笑)。
(2015.10.31 08:08:39)
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