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2018.02.22
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カテゴリ:ブロンプトン

日頃の運動不足を解消する良い方法はないかと色々と考えて来た。ランニングが手っ取り早いが、くたびれそうだ。歩くのは年寄り臭いし、縄跳びは面白くない。毎日じゃなくても、楽しく運動出来るものはないだろうか...。
そこで思いついたのが、自転車だ。しかし、自転車にも色々ある。ママチャリにロードにマウンテンに最近では砂地や雪上を走れるものまであるが、スピードやテクニックが必要なものは求めない。手軽にママチャリ位のスピードが出て、その気になれば坂も上れるような自転車が理想だ。
使用頻度と目的、そして楽しさの全てを満たす事に絞って選択した自転車の行き着いた先はズバリ!折り畳み自転車となった。調べてみると、このジャンルの自転車も日本製、外国製と多機種あるが、飛び抜けて目を引いたのがイギリスのBROMPTON(ブロンプトン)だ。一番のポイントは折り畳みの構造とサイズだ。これはもう細部に至るまで考え尽くされた芸術品だ。他のどのメーカーも真似が出来ない。正にお手上げ状態の独壇場である。
もう一つのポイントはそこそこ走ると言う点である。折り畳み自転車などの小径ホイールの弱点は漕いでも進まないという事であるが、ブロンプトンは16インチの小径ホイールながら絶妙なギア比で6速の場合、左レバーを+、右レバーを3(フロント50丁、外装ギア13丁、内装ギア比1.56)にセットすると、ペダル1回転で何と7m98cmも進むのである。この距離は3段変速付きの26インチ自転車の5m97㎝、変速機なしの4m70cmを大きく上回る距離となる。安価な小径ホイール車はギア比のセッティングを考慮していないものが多いので、買ったは良いが全然走らないと言う事になってしまうのだ。
理想の自転車は決まった。後は何処で購入するかだ。ネットで購入しても良いのだが、安売りはしない方針なのか、あまり安くなっていない。それと、自転車はバイクと違って変速ギアの辺りの構造が難解であり、専用工具や知識が必要となる。自転車をナメたらえらい目に遭う事は分かっているので、購入後のメンテを含めてここは無難に専門ショップで購入する事にした。
近場を探してみると、倉敷にファームなる自転車専門ショップが扱っているようである。年末に試乗に出掛けてみると、お目当てのブロンプトンがメインでショーケースに並べてあった。
ブロンプトンはハンドルの形状とギアの数及びリアキャリアの有無でタイプが分かれる。他の仕様は全て同じである。
ハンドルはバータイプのS。アップタイプのM。上下2段でホールドできる変形タイプのP。ギアは外装2段の2速。外装1段/内装3段の3速。外装2段/内装3段の6速。折り畳んだ時にスーツケースのように転がせて運ぶ事ができるホイール装備のリアキャリア付きがR。キャリア無しがLだ。
ラインアップは次の8通り。
M3L アップハンドル/3速/キャリア無し
M3R アップハンドル/3速/キャリア付き
M6L アップハンドル/6速/キャリア無し
M6R アップハンドル/6速/キャリア付き
S2L バーハンドル/2速/キャリア無し
S6L バーハンドル/6速/キャリア無し
P6L 変形ハンドル/6速/キャリア無し
P6R 変形ハンドル/6速/キャリア付き
試乗してみると、欠点も見えて来た。小径ホイールの特性で慣れない事もあり、低速で少しふらつく。また、軽量化のためにダンパー類が付いていないので、路面の凸凹の振動をサドルとハンドルから直接受けやすい。
長所は、出足のスピードが速く、まずまずのスピードで走れる。ギア比の幅が広いので、殆どの道に対応出来そうだ。それと何と言っても考え尽くされた折り畳みの機構とそのサイズ、折り畳んだ状態で幅59cm、高さ58cm、厚さ27cmと驚異的なスペックを叩き出す。駅のコインロッカーにも入るし、電車にも遠慮無く持ち込めるサイズである。重量は一番重い6Rで内装ギア分が少し加味され12.2kgとなるが、輪行バッグに入れて持ち運べる重量ではある。チタン製もあるが、価格がグンと高くなる。
残るはハンドルだ。Sのバーハンドルは明らかに低すぎる。MのアップかPの変形かで悩んだが、Mは少し低いような気もしたので、Pかなと思いつつ店を後にした。
丁度、その頃近くの同業者の西さんがやって来て話している内に、バイクは乗れないが、何か1つ趣味が欲しいと言うので今まで調べ上げたブロンプトンでの遊び方と性能を披瀝したら、直ぐに食い付いて来た。
それならと言う事で、年明けに2人でファームに突撃する事にしていたが、日程が合わず延び延びになっていたのだ。それが今回実現した。
前回の試乗で「6速キャリア付き」までは決めていたのだが、ハンドルが気になったのでもう一度試乗してみると、変形ハンドルのPはしなるように設計されているのだが、力を入れて漕ぐとフワフワ感が増して少し不安定となる。平地は問題無いのだが登坂時には力が入れにくいような気がしたので、アップハンドルのMに決定した。従って機種はM6Rだ。最後にフレームカラーを決める。
ジャガーのブリティッシュグリーンとフェラーリのイタリアンレッドに絞り込み、並べて吟味すると、グリーンはジジ臭い感じがしたので、ブッ飛び色の赤にした。自転車とネクタイくらいは派手でも良いか....。
現在M6Rのレッドは同価格で2017年モデルと2018年モデルの2種類あり、違いはブレーキとタイヤの銘柄だけとの事。性能に変わりはないので、小振りなフロントバッグサービス中の2017年モデルにした。
因みに西さんは私が最初に狙っていた地金にクリアを吹いただけのRAWをチョイス。3万円高いが丁寧な溶接跡がクッキリ見えてメカニカルな感じが素晴らしい。こちらは2018年モデルだ。
発注の3日後にファームから納車の電話が掛かって来たので、夕刻引き取りに行った。何でも、旧モデルなのでメーカーと折衝を行った結果、2万円分の用品プレゼントとなったそうである。それとショップからのポイントが1万円分付いたので、合計3万円分の用品が貰える事となった。
ブロンプトンはスタンドが無くても半折り畳み状態で直立するので、無くても良いのだが、ちょこっと駐める時には面倒なので小さなアルミ製の社外品サイドスタンドを取り付けて貰った。更に、フロントフレームに専用バッグが取り付けられるので、イギリス紳士が使うようなお洒落な20Lバッグも用品差引にして貰ったが、それでも5千円分のポイントが残る。
ブロンプトンは1975年にイギリスのアンドリュー・リッチーがブロンプトン教会の見えるサウスケンジントンの自宅で開発したのが始まりで、イギリスではジャケット姿でロンドンの街を颯爽と走る風景が定番となっているようである。
また、創業からのこだわりで、他社の部品を使用すると予期無く形状変更や材質変更が行われる事により旧モデルとの互換性がなくなるため、そのリスクを避けるために、生産は全て自社で行っている。
さあ。これからバイクとブロンプトンをどのように使い分けるか。ブロンプトンの使用イメージでは、ローカル電車に乗って見知らぬ駅から見知らぬ町や村を散策。旅客料金だけで船に乗って瀬戸内海の島々を散策。電車で瀬戸大橋を渡って四国の「うどん」遍路。途中で疲れたら、折り畳んでバスやタクシー、飛行機と何でも乗せる事ができるのだ。楽しみは尽きる気がしない。

通常の状態のブロンプトン/そこそこ大きい

畳むと信じられない程コンパクトになる/ペダルはタイヤにくっつく

リアキャリアに付いたローラーでこのまま引っ張って歩ける

精密部品は全て中央に保護されフレーム、ハンドル、サドルがロックされる






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Last updated  2018.02.22 05:42:52
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