これは、先週あたりから咲き始めた百日紅。

いつも思うけど、花びらがくしゃくしゃね。

花の中心から、細くのびて、その先で縮れています。

花の中心には、綺麗な黄色のおしべがたくさん、
そして、ちょっと長い、茶色い色のおしべが6本

真中に、めしべが見えていますね。

もうちょっと寄りましょう。

この中心のおしべの花粉の色と、
外側の長いおしべの花粉の色が違うのが気になって、
ちょっと調べてみましたよ。

すると、面白いことがわかりました。

真ん中の綺麗な黄色のおしべの花粉は、食用。
つまり、虫たちを引き寄せるためのもの。

そして、長いおしべには、受粉用の花粉がついていて、
蜜や花粉に夢中になっている虫たちの
背中にくっつく、という仕掛け。

おまけに、くっつきやすいように、
長いものがくいっと下向きになっています。

そして、受粉を終えると、このたくさんのおしべたちは、
もとの「がく」のところに、くるくるっとしまわれるのだって。

横から見たら、もっとよく見えますね。

短い飾りの、客寄せおしべと、
子孫を残すための形をした、ちょっと地味なおしべ。

花のつぼみがまん丸で、
切れ目が入っているのも可愛いし、
割れて花がさいている様子も、
なんか、うさぎ林檎みたいで、可愛い。

これは、ちょっと
ピンクのふりふりのお帽子をかぶってるみたいね。

サルスベリは、
これからどんどん咲き進んでいくことでしょう。

楽しみです。

さて、「とかげのようなあいつ」のジュリーを見ましたよ。

面白いもので、
最初みたときのような、衝撃はありませんでした。

ただ、どういう意図で、あんなの着たのか、
それは、是非とも尋ねてみたい。

「憎みきれないろくでなし」で、緑の服を膨らませ、
(最後は疲れて疲れて私の私の胸で～)
のところで、膨らんだ胸をゆっさゆっさゆらす。

「恋は邪魔者」では、
膨らんだ胸を邪魔そうにマイクを右に左に持ちかえ、
歌いながら、もがいて服を脱ぎすてる。

それから、
(ヒールを脱ぎ棄て、ルージュを脱ぎ棄て)とはじまる
「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」を歌った、という流れが、
どうも、関西風の、うけをねらった流れに見える。

そのまま載せたら、
肖像権とか著作権にひっかかりそうなので、
水彩画にしてみました。

こんな衣装で、走り回り、歌の振りをやって、
さぞかし大変だったことと、思います。